ART 2022.08.03

「体」を起点にアイデンティティの重層性について考察するグループ展『転覆する体:アート、ジェンダーとメディア』が開催

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

「体」を起点に性の多様性をはじめ、アイデンティティの重層性について考察するグループ展『転覆する体:アート、ジェンダーとメディア』が、8月6日より根津のキュレトリアル・スペースThe 5th Floorにおいて開催される。

出展作家には、チリ出身のアウカナウ、クラウディア・デル・フィエロ、クラウディア・リー、ガーナ出身のヴァ=ベネ・フィアッツィ、そして日本より前谷開、鷹野隆大、岡部桃が参加。写真や映像、インスタレーションなど多様なメディアで応答する作品が展示される。

以下、本展のステートメントだ。

『転覆する体:アート、ジェンダーとメディア』展は、私たちの最も身近にあると同時に現実を映し出す「体」を起点に、性の多様性をはじめ、アイデンティティの重層性について考察するグループ展です。本展覧会では「身体的なものとは何か」「体の境界線はどのように定義されるのか」といった素朴な疑問から、「さまざまな社会状況や歴史的文脈に置かれる体を通じて何を伝えることができるのか」といった壮大な問いに迫ります。また本展覧会ではこれらの問いに対し、写真や映像、インスタレーションなど多様なメディアで応答する作家とその作品を紹介いたします。彼ら独自のメッセージと表現が、「体」をめぐる価値観や視点について話し合う契機となり得る場づくりを目指します。

INFORMATION

転覆する体:アート、ジェンダーとメディア

会期:2022年8月6日(土) – 8月27日(土)12:00 – 18:00  ※月曜休廊
会場:The 5th Floor(東京都台東区池之端3丁目3-9 花園アレイ5F)
入場 : 500円(学生無料)
出展作家:アウカナウ(Aukanaw)、クラウディア・デル・フィエロ(Claudia DEL FIERRO)、ヴァ=ベネ・フィアッツィ(Va-Bene “crazinisT artisT” FIATSI)、クラウディア・リー(Claudia LEE)、前谷開、鷹野隆大、岡部桃

主催:転覆する体実行委員会
キュレーション:転覆する体実行委員会
共催:The 5th Floor
The 5th Floor賛助:D/C/F/A
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】、東京藝術大学大学院国際藝術創造研究科
特別協力:大坂紘一郎 [ アートスペース「アサクサ」代表 ] 、渡辺育

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