ART 2018.06.27

パルコが手がける”コレは観ておけ!”なストリートアート映画企画『シネグラ』が開催! 第一弾ではバンクシーやバスキアの作品が上映

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

渋谷からさまざまなカルチャーを発信するパルコが手がけるストリートアートムービーのセレクション企画が開催決定した。その名も『SHIBUYA CINEMATIC GRAFFITI vol. 1(シネグラ)』だ。

今回第一弾となるシネグラでは、新旧の話題作や名作4作品がラインナップされた。渋谷シネクイントを始めとする劇場にて、7月28日(土)より上映される。ラインナップは、ストリートカルチャーやアートカルチャー好きにはたまらないセレクションとなっている。

© 2010 Paranoid Pictures Film Company All Rights Reserved.

© New York Beat Films LLC

© 2000 NEW BEAT FILMS LLC All Rights Reserved.

7月28日(土)からは、覆面のグラフィティアーティスト・Banksy(バンクシー)が自らメガホンを握り、このドキュメントすら自らの作品として見せるようなバンクシーらしい痛烈なメッセージが込められた『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』。9月15日(土)からは、1980年代のヒップホップ、そのカルチャーが芽吹く瞬間と捉え、DJ/グラフィティ/ブレイクダンス/ラップという4大要素を打ち出した言わずもがなの名作ドキュメンタリー『ワイルド・スタイル』。そして、9月22日(土)からは、没後30年を迎えた今も根強いファンが存在し、1970年代以降のアメリカサブカルチャーシーンを代表するアーティスト/ペインターのジャン=ミシェル・バスキアが唯一主演をした『DOWNTOWN81』。

名作、話題作、そして知るひとぞ知る作品というなんともバランスのとれたラインナップ。これら3作品は、すべて公開日から1週間の限定ロードショーとなる。

© MARCO PROSERPIO 2018

© MARCO PROSERPIO 2018

© MARCO PROSERPIO 2018

そして、8月4日(土)からヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開される話題の新作、マルコ・プロゼルピオ監督による『バンクシーを盗んだ男』だ。こちらは、『イグジット〜』とは違い、バンクシーの作品が及ぼしていく影響力を描いている。元々社会的メッセージの強い作品の多いバンクシー。そして、「パレスチナ問題」を抱えるパレスチナ・ヨルダン地区ベツレヘムを舞台に繰り広げられる、アートと社会が衝突する話題作だ。パレスチナとイスラエルを分断する壁、そこに描かれたバンクシーによる『ロバと兵士』。”兵士がロバをIDチェックする”というこの絵が発端となり、怒りを買ってしまう…。こうしてあらゆることが起きていくのだが、まさに、バンクシーの絵によって、その周りのひとたちに(良くも悪くも)影響を及ぼしていくさまが描かれているのだ。

『バンクシーを盗んだ男』だけでなく、アートやカルチャー、ストリートがどのように社会と交差し、影響を与え、あるいは与えられるのか、といったことが描かれている作品ばかりである。まさに、ストリートカルチャーにおいて、“コレは観ておけ!”な名作揃いである。シネグラの公式ウェブサイトにて、情報が更新されている。この4作品、見逃す手はないだろう。

INFORMATION

SHIBUYA CINEMATIC GRAFFITI vol. 1

公式サイト:http://cinegra.jp/
公開作品:『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』『ワイルド・スタイル』『DOWNTOWN81』『バンクシーを盗んだ男』
開催期間:2018年7月28日(土)より順次

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