ART 2019.10.14

モノプリントとペインティングで描く。松下沙花の個展がギャラリー月極で

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

モノプリントドローイングとペインティングを用いた作品を得意とする松下沙花の個展「new works」が、池尻大橋にあるギャラリー月極にて10月19日より開催される。

モノプリントとは版画技法の一つで、油性インクをひろげたボードの上に直接紙を置き、上から圧力をかけることによって紙へとインクを転写する手法。長年モノプリント作品のみを制作していた松下だが、2017年頃からはアクリルペンティングも用いており、鮮明な線で描かれる単色のモノプリントと、カラフルなペンティングという、異なる二種類の作品を作り続けている。

本展では、今年制作された新作をはじめ、故郷への憧れを描いた海の作品が並ぶ。アイデアの原点であるモノプリントに描かれた情景や線をペインティングで表現するという試みや、ペインティングというツールに対する松下の心情の変化も感じていただきたい。

INFORMATION

松下沙花 「new works」

会期:2019年10月19日(土) – 10月29日(火)
会場:ギャラリー月極(東京都目黒区東山3丁目12−4)

・オープニングレセプション:10月18日(金) 18:00〜20:00

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