今週ついに渋谷PARCOがオープンしたってことは、チェックしてた展示もはじまってるのか。この前通りかかったあのギャラリーは何やってるんだろう。あれ、この前SNSで見つけたやつはいつまでなんだっけ。
ああ、行きたかったのにいつのまにか終わってた…なんてことにならないように、ここでアート情報をリマインドしておこう。今週末11月24日(日)までのものから、11月22日(金)にスタートした最新のものまでをピックアップ! EYESCREAM的行っておきたいアート展5選。
中目黒のギャラリーVOILLD主宰のグループ展「AIR」は、加賀美健、平山昌尚、池野詩織など8組の作家が参加。ストリートカルチャーやアート、スポーツとの繋がりや解釈を独自の視点で投影した作品が並ぶ。陶磁器メーカーのマルヒロが陶磁器で完全再現した、NIKEの名作スニーカーAIR FORCE 1は間近で見たいものだ。
2017年に行った展示「eyewater」をアップデートしたハシヅメユウヤの個展「-eyewater BEYOND-」では、新たに描き下ろした代表作とも言える「泣く女性」や新作が並ぶ。4会場で開催される本展、各会場で彼の今が詰まったeyewaterをチェックしよう。
アートディレクター・吉田ユニによる個展「Dinalog」。あ〜これ見たことある! というビジュアルやCD / DVDジャケット、アートワークの数々の貴重なラフスケッチ、プロップやウィッグ、メイキング動画など、これまで手掛けた作品とその創作過程も見れちゃう。新作も必見です。
「SECTOR 2 in DISTRICT 24」のディレクター栁澤春馬とその友人である小林瑞樹による展覧会。伝説上の帝国「アトランティス」をキーコンセプトに、LAとドイツから集結した3名のクリエイターの世界観を融合している。それぞれの作品はもちろん、空間演出にも注目いただきたい。
渋谷PARCOにオープンする「OIL by 美術手帖」のオープニング企画として行われる玉山拓郎による個展では、「宇宙」のイメージから構成した新作の映像作品を発表。グラフィカルな映像世界と、ギャラリーを訪れた観客が対面することによって浮かび上がる「未知の次元」をぜひ体感してみては。
作品の世界観を表現する空間の演出も見どころの一つだ。在廊しているアーティストに話を聞けちゃう、なんてラッキーなこともあったりするかも。
渋谷PARCOではここで紹介したものに加えて、河村康輔によるAKIRA巨大コラージュや次世代カルチャーの担い手となる若手アーティストに注目したショップMeets by NADiffなどもオープン! 買い物がてら巡ってみてはいかが。