ART 2019.12.13

週末どこ行こう? EYESCREAM的アート展5選

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

気づけば師走も半ば。今年もいろんな展示に行ったな〜、なんて振り返りつつ。この前チェックしたやつは始まってるから行くとして。最近教えてもらったあの人のはいつまでだったけ。
ああ、行きたかったのにいつのまにか終わってた…なんてことにならないように、ここでアート情報をリマインドしておこう。今週末12月15日(日)までのものから、12月14日(土)にスタートする最新のものまでをピックアップ! EYESCREAM的行っておきたいアート展5選。

バルセロナのペインター、アドリアナ・オリバーがミニマルに描くポートレート

ポップアートから影響を受けた大胆でカラフルな作風で知られる、バルセロナ在住のペインターのアドリアナ・オリバー。日本初となる個展では、カジュアルでフラットに描かれた、表情を持たないポートレートが並ぶ。シンボルを観察し、最小限のニュートラルな形に分解することで、ジェンダーの役割とステレオタイプを表現している。

ADRIANA OLIVER 「ORDINARY PEOPLE」

会期:2019年12月3日(火)- 19日(木)12:00 – 19:00 ※日祝休廊
会場:GALLERY TARGET(東京都渋谷区神宮前2-32-10)

山谷佑介が9月に敢行したEUツアーの軌跡を辿る帰国報告展覧会”I came back home”が12月7日から開催

写真家・山谷佑介が9月に敢行したヨーロッパ6カ国を巡るパフォーマンスツアーの帰国報告展覧会として行われる本展「I came back home」。会場内では、ツアー中に撮影された3,563枚にのぼる写真がプリンターから出力され、積み上げられており、来場者はそのプリントを自由に持ち帰ることができるようだ。

山谷佑介 「I came back home
」

開催:2019年11月29日(金)- 12月15日(日) 12:00〜18:00
会場:
CONNECT(東京都渋谷区東1-29-3 渋谷ブリッジ B1F)
休廊日:月

顔のない天使が舞い降りる。オートモアイの書籍発売を記念した個展が渋谷パルコで

匿名をテーマに活躍するアーティスト、オートモアイによる初メジャー作品集「ANGEL」の出版を記念した本展「ANGEL」では、スクラップアンドビルドに変わりゆく渋谷を舞台に、顔のない天使が描かれている。期間中はオリジナルグッズの展開や、書籍の先行販売も行われるとのこと。

オートモアイ 「ANGEL」

会場:GALLERY X (渋⾕パルコB1F 東京都渋⾕区宇⽥川町15-1)
会期:2019年12月10日(火)- 17(火)11:00〜21:00

CALM & PUNK GALLERYが初となるコレクション展を開催

西麻布のギャラリー、CALM & PUNK GALLERYが所有・保管しているアート作品を公開する本展では、水野健一郎、宮澤健一、河野未彩、オクボリュウ、Jonathan Zawada、タナカカツキなど、国内外21名の作品、約35点が並ぶようだ。2006年にオープンして以降、新進気鋭アーティストから海外アーティストまでサポートしてきた、同ギャラリーならではのラインナップはチェックしておきたいところだ。

Private Collection by CALM & PUNK

会期:2019年12月14日(土) – 12月22日(日)
13:00 – 20:00(土日は12:00 – 19:00) ※12/16(月)休廊
会場:CALM & PUNK GALLERY(東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F)

カーディストリーカルチャーを牽引するコペンハーゲンのブランドとFACEがコラボ

デンマーク・コペンハーゲン発、デック(プレイングカード)のブランドANYONEとイラストレーターのFACEによるコラボレーションを記念したエキシビジョン。FACEによるオリジナル作品の展示を中心に、新作デックやANYONEのマーチャンダイズが販売されるようだ。これを機に“カーディストリー”カルチャーを開拓してみてもいいかも?

ANYONE×FACE OKA “KIND TIME” Playing Cards
Launch Exhibition

会期:2019年12月14 日(土) – 12月29日(日)
14:00 – 20:00(土日祝は12:00 – 18:00) ※木曜休廊
会場:commune / commune Press(東京都渋谷区西原1-18-7)
※初日12/14はANYONE crewが来日、終日在廊予定

寒いと外に出るのも億劫になって、つい家でだらだら過ごしちゃうけれど、そのタイミングでしか出会えない作品は見ておきたい。年末の忙しい時期だからこそ、ゆっくりアートに触れてみる、なんて理想的な休日じゃないですか。

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