CULTURE 2020.07.10

『日本沈没2020』スピンオフ企画「シズマヌキボウ」が始動。Daichi Yamamoto、花譜、向井太一ら参加のオリジナル曲も!

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

昨日7月9日に全世界独占配信されたばかりのNetflixオリジナルアニメシリーズ『日本沈没2020』より、スピンオフ企画となる「シズマヌキボウ」プロジェクトがアナウンスされた。

『日本沈没2020』は、『夜は短し歩けよ乙女』『映像研には手を出すな!』などのアニメ作品で知られる湯浅政明監督が、『DEVILMAN crybaby』(これも傑作!)以来二度目となるNetflixオリジナルアニメシリーズとして、小松左京によるSF小説の金字塔「日本沈没」(1973年刊行)をアニメ化したもの。

湯浅監督曰く「失って初めてわかる、日々享受されているものの尊さ」という本作のテーマに対して、「“未来への希望”を、変わりゆく現代社会を生きる“人々の声”で伝える」という切り口で迫るプロジェクトが「シズマヌキボウ」だ。過酷な状況において、それでも前を向く姿を描いた『日本沈没2020』にインスピレーションを受けた、さまざまな“未来への希望”を「音楽」「言葉」「写真」でアーカイブしていくという。

なかでも注目したいのが、オリジナル楽曲「シズマヌキボウ」だ。京都発・世界標準の新鋭ラッパーDaichi Yamamotoに、次世代型バーチャルシンガー花譜、シンガーソングライターの向井太一、そして『日本沈没2020』においてカイト役の声優としても出演する人気声優、小野賢章(は、ラップ初挑戦)という「これからの時代、これからの希望」を担う4組がコラボレートした一曲。近々MVとともに公開されるようなので心して待ちたい。

また、このMV公開とともにスタートするソーシャル企画「#キボウのマイクリレー」や、「自分にとっての大切な風景、未来に残したい日本」の写真を投稿するという、『日本沈没2020』の世界ともリンクしながら展開されるSNS投稿キャンペーン「#キボウの風景」も。このふたつはNetflix Japanのアニメ作品専用公式ツイッターアカウント(@NetflixJP_Anime)において詳細が確認できるようなのでチェックしてみてほしい。

ちなみにこの『日本沈没2020』、主題歌には大貫妙子&坂本龍一の名曲「a life」が起用されているのをはじめ、音楽は湯浅作品ではお馴染みとなった牛尾憲輔(agraph)が担当、ラップ監修には『DEVILMAN crybaby』に引き続きKEN THE 390がクレジットと、音楽目線でも見どころ満載なので、そのあたりも含めて観ていく、というか“体験”いや“没入”か、していくのもおもしろそうだ。

<湯浅政明監督より”シズマヌキボウ”についてメッセージ>
『日本沈没2020』には「失って初めてわかる、日々享受されているものの尊さ」というテーマが込められている。それは、(コロナ禍にある)現代社会のひとりひとりの胸の中にあり、誰もがこの作品の主人公になり得る。この「シズマヌキボウ」を通じて、今を生きる人々の悩みや葛藤、そして何より希望への歩みの力強さを感じてもらえれば嬉しい。

INFORMATION

Netflixオリジナルアニメシリーズ『日本沈没2020』

Netflixにて全世界独占配信中 / 全10話
netflix.com/日本沈没2020

キャスト:
武藤歩:上田麗奈/武藤剛:村中知/武藤マリ:佐々木優子/武藤航一郎:てらそま まさき/古賀春生:吉野裕行/三浦七海:森なな子/カイト:小野賢章/疋田国夫:佐々木梅治/室田 叶恵:塩田朋子/浅田 修:濱野大輝/ダニエル:ジョージ・カックル/大谷三郎:武田太一

原作:小松左京『日本沈没』
監督:湯浅政明
音楽:牛尾憲輔 脚本:吉高寿男
アニメーションプロデューサー:Eunyoung Choi シリーズディレクター:許平康 キャラクターデザイン:和田直也 フラッシュアニメーションチーフ:Abel Gongora 美術監督:赤井文尚 伊東広道 色彩設計:橋本賢 撮影監督:久野利和 編集:廣瀬清志 音響監督:木村絵理子 
アニメーション制作:サイエンスSARU ラップ監修:KEN THE 390
主題歌:「a life」大貫妙子 & 坂本龍一(作詞:大貫妙子/作曲:坂本龍一)

公式HP:http://japansinks2020.com/
公式Twitter:@japansinks2020
製作:“JAPAN SINKS : 2020” Project Partners
©“JAPAN SINKS : 2020” Project Partners

POPULAR