FASHION 2020.03.25

東京ベースの新ブランドPSEUDOSが2020AWコレクションを発表しスタート

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

山田孝明がディレクションする新たなブランド、PSEUDOS(シュードス)が2020年の秋冬コレクションからスタートするのでご紹介したい。「興味深くとも無視できる」をコンセプトに環境に親和するデザインの提案し、日常に溶け込む、だがしっかりと目に掛ければ見どころのある被服を展開する。まずはビジュアルをどうぞ。

1stシーズンでは、東京のストリート要素に現代的な日本らしさを融合させたコレクションを発表。また、ブランドやクリエイターとのコラボレーションが多い点にも注目だ。ビジュアルを手がけたフォトグラファー堀 裕輝と アートディレクター松原 真由の共作コラージュ作品がプリントされたTシャツや、世界に誇るデザイナーズインセンスブランドKUUMBA INTERNATIONALが製作したオリジナルインセンス、日本古来の和紙を原料とするTシャツには、スケートと釣りをこよなく愛するブランドCHAOS FISHING CLUBとのグラフィックがプリントされている。

PSEUDOSは、その根幹にワークスタイルを持っており、本コレクションではワークウェアモチーフのジャケットとパンツを日常着らしく非ワークウェアへとアップデート。身体に巻きつくような大きなシルエットとサイジング、ステッチワークは極限まで削ぎ落とされ、生地には柔らかなドレープ が生み出されるモールスキンが採用されている。ジャケットの仏像刺繍は彩り鮮やかなステッチで表現されることで、斬新かつ現代的でオリエンタルな仕上がりとなった。 同生地のパンツはウエストから裾まで袴のように太く、ウエストを巻くことでラップパンツのように履きこなせる仕様に。 作務衣型のニットカーディガン、クロスネックのTシャツやジャケットのタック使いなどウェアには和服を思わさせる重なり合 うディテールが随所に取り入れられている。

直訳すると模倣、偽物、偶然、同時にその組み合わせを暗示する言葉であるPSEUDOS、同ブランドが提案するのは、今までに存在してきたファッションへの道筋を辿りつつも新たに構築した真っ新な提案。その面白さはプロダクトを実際に見れば伝わってくるはず。SNSやWEBからコンタクトを。

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