巡りめぐって変化するファッションスタイル。自分のスタイルだって日々の気分で変わるもの。好きな映画の登場人物やMVの世界観、時代を越えたスタンダードなど、参考にしたいのは必ずしもファッション誌を飾るトレンドだけでない。よく行くショップのスタッフの着こなしや、アーティストが身に纏うアイテムがやけにかっこよく見えたりもする。

What is recommended?と題した本企画では、FREAK’S STOREがセレクトした今月のアイテムを気になるアーティストに着こなしてもらう。スタイリングの参考になれば幸いだ。

TENDRE & AAAMYYY × 810s

L→R
別注KITCHE ￥5,500（810s×FREAK’S STORE）
別注UNIVE ￥6,050（810s×FREAK’S STORE）
別注UNIVE ￥6,050（810s×FREAK’S STORE）

第3回は、ギターや鍵盤、サックスまでをこなすマルチプレイヤーTENDREと、Tempalayのコーラス・シンセサイザーでありSSWのAAAMYYYが登場。お互いのサポートをはじめ、プライベートでも親交のある2人が810sのスニーカーをシックなムードに落とし込む。

TENDRE , AAAMYYY（L→R）

本格的な暑さが続く中、ファッション業界には早くも秋冬シーズンが到来。続々と入荷した新作アイテムを一足先にチェックすべく、FREAK’S STOREのプレスルームへ。早速それぞれの気分に合ったアイテムを選んでいく。

ー今年の秋冬シーズンはどんなアイテムに挑戦したいですか？
AAAMYYY（以下、A）：（TENDREが）着てるダウンベストも可愛いね。
TENDRE（以下、T）：誰が着ても似合うシルエットだね、これは。ダウン系をあまり選んだことなかったけど、今日着てみてアリだと思いました。
A：最近ワンピースやスカートを履く機会が増えたので、秋冬もかっちりしているけど、シックなものを着てみたいと思います。

ー普段足元はどういうスタイルが多いですか？
T：わりと革靴率が高いですが、スニーカーも履きます。大体、足元は黒を持ってくることが多いですね。シルエット的に締まりがいいのと、靴より上の部分でボリュームを作ったりするのが好きなので、自然と足元はスッキリめになるのかも。
A：白が好きなので、白いスニーカーが多いです。あとはマーチンのブーツをくたびれるまで履いたりします。

ー今回セレクトした810sのスニーカーはどうでしたか。
A：軽くて履きやすいし、可愛いので重宝しそう。
T：同じく。何気なく履くのにちょうど良いですね。AAAMYYYが履いてたタイプは、履く手間もなくて楽ですね。

ONE-PIECE ￥17,600（dahl’ia×FREAK’S STORE）
VEST￥7,590（FREAK’S STORE）
SKIRT￥7,480（FREAK’S STORE）
SHOES￥6,050（810s×FREAK’S STORE）

OUTER ￥12,980（FREAK’S STORE）
SHIRT ￥8,690（ROYAL NAVY×FREAK’S STORE）
PANTS ￥23,100（Needles×FREAK’S STORE）
SHOES ￥5,500（810s×FREAK’S STORE）

ーお互いの私服のイメージを教えてください。
A：トップスはプレーンで、ボトムスに柄を取り入れて遊んでいるイメージ。
T：最初は白スニーカーの印象が強くて、ストリートっぽいイメージでしたね。なので最近はシック方向にいっているのが面白いなと思います。

ーたしかにショートカットにされて、より大人っぽくなりましたよね。
T：それもタイミングなんでしょうね。やりたい時にやる、みたいな。
A：たしかに、そうかも。

Q&A

Q1.　普段のスタイリングで意識していることは？
Q2.　最近買ったアイテム or この夏欲しいアイテムは？
Q3.　ご自身のファッションアイコンは？

A1.　テクスチャー、形
A2.　グラディエーターサンダル（A.EMERY）
　　　ワンピースなども少し強めにひきしめられる
A3.　ISLA Berlin（@islaberlin）、二階堂ふみさん、beabadoobee（@radvxz）、Future Ghost（@saracummings）

A1.　最近はワイドめなものを選ぶことが多いかもです。
　　　全体のシルエットのまとまりだったり、少しずつ今まで取り入れてなかった要素を入れてみたりしてます。
A2.　古着のTシャツやオープンカラーシャツ。
　　　指輪も買いはじめたりしてます。
A3. あまりいないかも。周りの友達だったり
道ですれちがうかっこいい人を参考にしています。

ー今後の音楽活動について、一言ずつお願いします。
T：アルバムを9月にリリースしますが、そのツアーも含めて結局通過点でしかないと常々感じていて。去年に続き、今年もアルバムを作る機会を与えてもらった中で、まだ作品に集約しきれないアイデアや言葉もありますし。今の状況がまだ続いていく中で、やることのスタンスは変えずにやっていければと思います。また少しずつ違う景色が見えてきたら、そこに行ってみたり、帰ってきたり。そんな柔軟性を持てたらいいのかなと。あとはAAAMYYYに手助けしてもらっているので、僕も助けになれたらいいですね。
A：コロナを経てより相手を大事にするような、仲間のバイブスが高まっているので、そこを大事にしつつ、楽しくやりたいです。
T：楽しいのが一番ですよ。