INFORMATION
Audio-Technica presents 「Playing For Change」 Secret Live
interfm(TOKYO 89.7 MHz)
http://www.interfm.co.jp/
5月14日(日)15:00~16:00
DJ:Chigusa
Audio-Technica
https://www.audio-technica.co.jp/
本来、音楽というのは人を幸せにするために存在する表現の1つだ。そうした根源的な目的を持つのが国境を超えた音楽チャリティプロジェクト 「Playing for Change」(以下PFC)だ。国境、人種、宗教をも超越し、音楽の力で世界に活気や繋がり、平和をもたらすことを目的として2002年にスタートした音楽プロジェクトで、グラミー賞受賞歴を持つ音楽プロデューサー/エンジニアのマーク・ジョンソンが立ち上げ運営を手掛けている。
オーディオテクニカは、このPFCを2018年からサポートし続けてきたわけだが、この4月に6年ぶりとなる『PFC Band Japan Tour』が開催され、ツアー終了直後となる4月21日(金)に、オーディオテクニカによるスペシャルライブがシークレットで開催された。場所は天王洲の寺田倉庫KIWA。その模様について写真を中心に振り返りたい。
ライブの開演は16時、小1時間ほど早めに着いたのだが、この日は初夏めいた陽気で海に面した場所にあるKIWA周辺は非常に心地が良い。風に吹かれながら屋外のカフェで時間を潰して会場に入った。想像以上にステージとの距離が近いことに驚いて着席。MCの呼び込みからメンバーが続々とステージに登場、この日のPFC BandはプロジェクトメンバーのCharを含む10人編成。
1976年にCharが行なったファースト・ツアーの模様を収めた貴重なライブ音源が公表発売中。
「Char Live 1976」https://zicca-records.net/charlive1976/
ゆったりと「Bien Dance」からライブがスタート、「Johnny B. Goode」や「Jolene」などが軽やかに演奏された。フロアにいたのはオーディオテクニカ社員など、この日のセッションを楽しみにきた生粋の音楽好きばかりということもあってステージへの反応もバッチリ。
PFC Bandが演奏するのはオリジナル楽曲だけではなく時代を超えた名曲群。そのようなセットリストになっているからこそ、初見だったのだが曲を理解したうえで演奏を楽しむことができた。
途中、ブロードキャスターのピーター・バラカンを交えてのトークセッションも敢行。Charやマーク・ジョンソンへのインタビューを行い、PFCがどういったプロジェクトであるのかを解説しながらショウが進んでいった。ライブ本編が終了しアンコールではPFCと言えばの「Stand By Me」、日本語でシンガロングし、会場にいる全員で音楽の素晴らしさを確認し合ったところでスペシャルライブは終了した。
ライブ後はオーディオテクニカ社長の松下和雄氏より創業60周年記念モデルとして昨年末に発表したヘッドホン、ターンテーブル、サウンドバーガー、カートリッジの売り上げの一部を寄付として贈呈するシーンも。その後は全員で撮影会となり、実に和やかでピースフルな空気が流れていた。
会場にはPFCと共に来日していたAudio-Technica U.S.INCのAirtist Relations Manager and Events SpecialistであるRoxanne Ricksさんがいて、少し話をした。何でもPFCとの出会いは、マーク・ジョンソンがオーディオテクニカのプロダクトを使用していることがきっかけだったそうで、初対面の時点で完璧に気が合い、すぐに仲良くなったそうだ。オーディオテクニカは「音を通して世界とつながる。そして音を通して心豊かな人生を」という理念を掲げているが、この音楽へ注ぐパッションが共通していたのだそう。マイクやヘッドホンといったPFCへの機材提供はもちろんだが、映像制作やポッドキャストの活動など音楽活動意外にも共に行動することが多いのだそう。また、音楽教育が不十分な地域の発展とサポートを目的 に、音楽・ダンス・文化的伝統に関する授業を無償で提供するPFCの非営利活動「PFC Foundation」も支援しているが、Roxanne Ricksさんは、とある日のライブでプレイヤーの1人が、そのファンデーションによる学校に通っていたことを知り、PFCとの活動を介して音楽で人の人生を良い方向へ変えることができたことを実感したのだそう。今後は「もっとPFCが演奏できる機会を増やし、世界中の子供たちへ音楽を届け、音楽を通じて平和を伝えたいと考えています」と、その思いを伝えてくれた。
このスペシャルライブの模様は、interfm(TOKYO:89.7MHz)で60分特番として、5月14日(日)15時から放送予定だそうなので、気になる人はぜひチェックしていただきたい。
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interfm(TOKYO 89.7 MHz)
http://www.interfm.co.jp/
5月14日(日)15:00~16:00
DJ:Chigusa
Audio-Technica
https://www.audio-technica.co.jp/