MUSIC 2019.12.17

唾奇やDos Monosらによるアルバム『SHIBUYAMELTDOWN』より「Dos City Meltdown」のMVが公開

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

渋谷の泥酔者を撮り続ける謎のSNSアカウント、SHIBUYAMELTDOWNによるコンピレーションアルバム「SHIBUYAMELTDOWN」より、Dos Monosの「Dos City Meltdown」のMVが公開された。

映像監督は、Leon Fanourakisの「LAMAR」や、SEEDAの「ROPPONGINI」のMVも手がけたフランス人ティボ・トレスカが務めた。東京だけど東京ではない、“Dos City=もうひとつの街”を描いた作品となっている。

下記、Dos Monosによるコメント。

ー荘子it
『基本的に音楽に意味などない。
もしこの曲に意味のようなものがあるとしても、それはせいぜい、被害者/加害者の偽の二項対立の脱構築、くらいなものだろう。
どういうことか。
僕たち(正確には没たち)は記念すべきリリースパーティーの直後、路上で泥酔し、何者かに機材を盗まれた。
さらにその直後、SHIBUYAMELTDOWNというアカウントに、盗難に遭う直前の泥酔した写真をUPされた。
機材を盗まれ、肖像権を奪われた。二つの被害に遭ったと思うかもしれないが、没(正確には僕)はそれを被害だと思っていない。
被害者、即ち、受けた仕打ちを被害だと認識する者。その存在によってのみ加害者が生まれる。ならば、被害者が被害を被害だと思わなければ加害者は存在しない。
閑話休題。この辺でstop making sense。
機材が盗まれ、肖像権が奪われ、その縁によってこの曲が生まれた。見ての通り、残ったものは意味ではなく、音楽。それは被害ではなく、正確には恩寵だ。』

ー没 a.k.a NGS
『2019/6/6 was almost the day of demons. 2020をむかえながら20XXに向けた作品を作らせてくれたSHIBUYAMELTDOWNと監督ティボ、ありがとう!』

ーTaitan
『肖像権のないすべての私たちへ捧ぐ。監督のティボとは初タッグでしたが、僕らのトンチキな提案にもニコニコしながら全ノリしてくれて楽しかったです。ぜひ酩酊しながらご鑑賞ください。』

なお、来年1月8日に開催されるリリースパーティ「SHIBUYAMELTDOWN」では、同作のCDが限定200枚で販売されるようだ。チケットは下記よりチェックを。

INFORMATION

『SHIBUYAMELTDOWN』

配信:https://linkco.re/ZtFdVryn
[Track list]
01. 唾奇/SHIBUYAMELTDOWN (Produced by 荒田 洸 From WONK)
02. Dos Monos/Dos City Meltdown (Produced by 荘子it)
03. ACE COOL/SAMURAI (Produced by Don Camillo)
04. ID/Afterwards (Produced by PARMOT)
05. MZP a.k.a マジカル頭脳パワー/Amega (Produced by poivre
06. Amaryllis Bomb/Reverse~SHIBUYAMELTDOWN~ (Produced by Mind)
07. week dudus/King Shoes (Produced by Jack Marlow)
08. SANTAWORLDVIEW/Levechi (Produced by SANTAWORLDVIEW)
09. Donatello/Vibration (Produced by Noconoco)
10. 空音/Baby don’t cry (Produced by Pri2m)

リリースイベントにて会場限定でCD200枚を販売

SHIBUYAMELTDOWN

開催:2020年1月8日(水)@WWW
OPEN / START 18:00
ADV ¥3,500
出演:Dos Monos / ID / ACE COOL / MZP a.k.a マジカル頭脳パワー / Amaryllis Bomb / SANTAWORLDVIEW / Donatello / なかむらみなみ / 空音 / DJ:DJ INERGY / 没 a.k.a NGS(Dos Monos)
チケット:e+ / Peatix


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