OTHER 2022.06.10

BRAVIA XRでSTRAIGHTENERのライブを体験する ホリエアツシ・大山純インタビュー

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

心を揺さぶるメロディと歌詞、その根底にある強烈なバンドのアンサンブル。STRAIGHTENERのサウンドはライブで体感してこその大きな感動がある。今回は、BRAVIA XRのQD-OLED搭載4K有機ELテレビ​XRJ-65A95Kで、ホリエアツシ、大山純に自身のライブ映像を体験してもらった。

Profile


ホリエアツシ(右)・大山純(左)
STRAIGHTENER
1998年始動。ホリエアツシ(Vocal, Guitar, Piano)、ナカヤマシンペイ(Drums)、日向秀和(Bass)、大山純(Guitar)から成る4人組ロックバンド。2003年にメジャーデビュー。以降、常に日本のロックシーンの先頭からシーンを牽引し続けている。直近のリリース作は2021年11月発表のEP『Crank Up』。同年12月に「Crank Up TOUR」を開催し、12月11日にUSEN STUDIO COASTで開催したライブを映像化、4月13日にリリース。
https://www.straightener.net/

ライブ空間の熱量を届けてくれるテレビ

メンバー4人で構築する音楽とライブにおける表現

ーSTRAIGHTENERは、どのように楽曲制作や音作りを行なっているのでしょうか? 曲作りに対するこだわり等と合わせて教えてください。

ホリエアツシ(以下、ホリエ):曲の世界観が各々異なっているので、音作りに関しては全曲通した共通点があるわけではないのですが、メンバー1人1人が自分の思いを持って、僕が作ったメロディ(原曲)をベースに調理していくというところはありますね。その結果、他にはないバンドのアンサンブルが生み出せていると思うし、こだわりと言える点だと思います。メンバーが曲に対して考えていることを曲に反映させながら制作していくことでバンドの面白みを表現できているんじゃないかなと。それって、近頃のバンドだと珍しいと思うんです。昔ながらのスタイルなんじゃないかなと。

大山純(以下、大山):デモ音源みたいなものを作るわけでもなく、スタジオに全員で集まって、せーので音を出しながら、各々のフィルターを通して1つの曲を作り上げていく感じだよね。

ーその中で、ライブの現場を想定した曲作りなどはされますか?

ホリエ:最初はそこまで意識せず、曲が良くなることを最優先にして曲作りを進めていますね。ライブに関しては、段階を経て、どう演奏していこうかということを後から考える流れです。曲によっては、ライブでのアレンジを考えたりしたりするんですけど、そこでサポートメンバーを入れたり、ということはやっていないんですよ。そこは別にこだわっているというわけではないんですけど、何となくメンバー4人でできることをライブで表現しているというか。

大山:出来る限り、4人で出せる音でライブをやろうというのはありますね。

ーライブにおいて重視されているのは、どういうことですか?

ホリエ:僕らのお客さんは、そこまでプロ過ぎるパフォーマンスを求めていないと思うんですよね。音源通りでなくて、仮にミスがあったとしても、ライブの中で生まれたグルーヴや、そこに対する緊張感と一体感はオーディエンスにも伝わるものだと思うんです。逆に、そこがライブを良くする要素だったりもするから、ミスしない方が良いかっていうとそうでもなくて。その場におけるエネルギーみたいなのが、実は1番大事なのかなと思いますね。

大山:もちろん、ミスしたいわけではないですよ(笑)。でも、ステージ上でミスしたことがすごく喜ばれることもあるし、難しいところですね。そういった意味で、お客さんに救われる局面もあるんですよ。

実際のライブのようにリアルなBRAVIA XRの映像世界

ーBRAVIA XRでライブ映像を視聴されて、何を感じましたか?

ホリエ:立体的で鮮明なので、この映像の世界に入り込んじゃいますね。何なら実際に触れられそうな気すらします。

大山:いや、本当に驚きました。(このライブ映像を)まだパソコンでしかチェックしていなかったから……。

ホリエ:そうなんだよね。パソコンのモニターで全体的な雰囲気をチェックしていたぐらいなんで、BRAVIA XRの映像は、すごすぎちゃって。なんだか気恥ずかしくなるぐらいの生々しさを感じるというか(笑)。

大山:しっかり綺麗に自分たちの顔が映し出されると、ちょっとね(笑)。

ホリエ:ライブの序盤、まだガチガチなのが見てわかるでしょ。4曲目ぐらいで表情に柔らかさが出てきているなって。そういうのもバレちゃいそうで怖いです。

大山:顔のアップはちょっとしんどくなるぐらいに鮮明だよね。

一同:笑。

ーまさしく、映像の世界に没入できるテレビだと言えますね。

ホリエ:そうですね。それに、僕らはライブバンドとして活動していて、楽曲と映像を1つのものとして届けたいというのは、もっとも望むことでもあるので、ここまでリアリティのある映像で体験してもらえるのは嬉しいですね。昨今、時代を鑑みてライブの本数も減っているし、なかなか行けなくなってしまった場所もあるので、そんな中で、自分たちのライブ映像をちゃんと見てもらって、生きている姿を体感してもらえるのは、非常に大事なことだと思います。

ライブの緊張が思い出されるほど鮮明な音の質感

ーこの、BRAVIA XRの有機ELテレビは画面からサウンドが発せられるアコースティックサーフェイスオーディオプラスという機能が搭載されていて、音響面にもこだわられています。サウンドという点ではいかがでしょうか?

大山:これ、実際に画面が振動しているっていうのがすごいですよね。音もクリアに聴こえてきます。

ホリエ:触ってみると震えているのがわかりますね。そもそもなんですが、僕はテレビ本体に対して、そこまで音響の機能性を追求してこなかったんですよね。

大山:僕もそう。良い音で見たかったら、しっかりしたスピーカーを備え付けなければいけないものだという先入観があったので。だから、実際に聴いてみて驚きましたよ。

ホリエ:BRAVIA XRから発せられる音は、ライブハウスの空間の中に鳴ってる音って感じがしました。映像作品において、ライブ感のある音源を作る点にはこだわっているので、それがしっかりと伝わるテレビだと感じます。

ー仰る通り、重低音もしっかりと立体的に聴こえてきますね。

ホリエ:低音だけではなく、ベースラインまでしっかりと聴こえてくるというのはヘッドホンで聴くレベルだと思いますよ。ステレオでも聴き取りにくい部分までしっかりと鳴っていますね。

大山:ギターの面では、ピックが弦に当たった瞬間に鳴る音があるんですけど、そのアタック音まで含めて、鮮明に聴こえてきますね。

ホリエ:ドラムのフィルで高速で回すところがあるんですけど、そこもしっかり見えて聴こえているし、ギターのピッキングも聴き取れちゃうから、なんか自分の映像を見ていると緊張しますね。これ苦手なんだよなってシーンがさっきあったし。

大山:なんかバレちゃった……って思うよね。

一同:

照明を含むライブの世界観を表現できる明瞭な画質

ーOD-OLED搭載の有機ELテレビの画質について、感じたことはありますか?

大山:照明のグラデーションの感覚まで鮮明に表現されているのがすごいですね。色の境目を一切感じさせずコントラストが綺麗です。ブラックの部分も、ちゃんと映し出されていると思いました。

ホリエ:STRAIGHTENERのライブは照明が暗めなことが多くて、曲によってバンって明るくするんですけど、そのメリハリが伝えられるのが良いですね。それに暗いシーンも、しっかりと僕らの曲の世界観が映し出されているので、より良く見える感じがします。同じ暗い照明でも、それぞれの違いまで伝えられるかもしれないですね。

「BRAVIA CAM」を体験しているホリエアツシ・大山純

ー一方で、取り付けられたカメラ「BRAVIA CAM」を使ってビデオチャットなども行えるんですが、これを活用するとしたら、どう使いたいですか?

ホリエ:体験して思ったのがテレビでビデオチャットを当たり前に生活の中でやるような未来がすぐそこに来ているように感じました。(笑)。そういう時代なのか、と。でも、遠方に住んでいる家族がいる人は、そのコミュニケーションツールとしても大いに活用できそうですね。

大山:やっぱりファミリーで活用するのが楽しいでしょうね。仲が良い友人の家族と、各々ホームパーティしているのをリアルタイムで繋いだら一緒に楽しんでいる感覚になるでしょうし、子供がいるご家庭でも、エンターテイメントとして楽しめそう。

ー最後に、BRAVIA XRの映像と音を体験した感想を、改めてお願い致します。

ホリエ:僕が自宅で使うならサッカー中継を見たいですね。スポーツはカメラの移動が激しくて、たまに目が付いていかないこともあるけど、これなら現場にいるように楽しめるんじゃないかと。音の面を含めて、臨場感もすごそうです。

大山:古いライブ映像を見たら、どんな風になるのか試してみたいと感じました。昔の映像作品ですと、そもそもの音響や映像環境が現代と異なっているので、そのまま綺麗になるわけではないんでしょうけど体験してみたいですね。小学校、中学校の頃は、それこそBOØWYの『“GIGS” CASE OF BOØWY』というライブ映像作品をVHSで見ていたんですよ。それをBRAVIA XRで体験してみたいです。当時とは違った感動が得られるんじゃないかと思いますね。

INFORMATION

BRAVIA XR

BRAVIA XR 特設サイト

INFORMATION

STRAIGHTENER 『Crank Up STUDIO COAST -2021.12.11-』

発売中
Blu-ray ¥6600、DVD ¥5500

収録曲:
彩雲
Graffiti
スパイラル
Dark City
Stilt
シンデレラソング
Braver
Parody
さよならだけがおしえてくれた
BRILLIANT DREAMER
倍で返せ!
Death Game
GUNSHIPRIDER
宇宙の夜 二人の朝
流星群
プレアデス
Melodic Storm
七タの街
No Cut
混ぜれば黒になる絵具
叫ぶ星
シーグラス
TRAIN
DISCOGRAPHY
TENDER

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ホリエアツシ
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大山純
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