INFORMATION
THE BUSKER ORIGINS
開催日:2025年8月8日
開催場所:下北沢 空き地
出演:クリープハイプ
8月8日(金)に下北線路街 空き地にてアイリッシュウイスキー、THE BUSKERの魅力を伝える夏祭り『THE BUSKER ORIGINS』が開催された。
夏といえば祭り。そこに美味しいウイスキーが加わるとあらば、そりゃ最高の空間になるなんてのは言うまでもないのだが、本イベントには、クリープハイプがアコースティックライブを行ったり、バスキングステージなる特設ステージで大道芸が展開されたりと、ここでしか体験できない催しが目白押しで、他ではなかなか味わうことのできないTHE BUSKERならではの空間が作られていたので、どれだけ楽しかったかをお伝えしたい。
会場は18時にオープン。入り口にはドリンクやフードを扱うキッチンカーが並び、頭上には温かみのある電球がイベントの雰囲気を盛り上げる。この日もめちゃくちゃに暑い1日ではあったのだが、グリーンを基調とした装飾が心地よい会場を歩いていると、心なしか涼けさが感じられるような気がして心地よい。
振る舞われていたのはTHE BUSKERのハイボール。THE BUSKERはフルーティで爽やかな味わいながら、ふわっとした甘い余韻を楽しめるウイスキーだ。つまり、これを暑い日の夕暮れにハイボールでぐいっと胃に流し込むと最高でしかないってことが言いたい。来場したお客さんも、みな笑顔でTHE BUSKERハイボールを楽しんでいた。
奥へ進むとTHE BUSKERの大きなフォトスポットを設けられていて、ここで今日の記念撮影を行っている人も多かった。お隣にはヨーヨー釣りブース、タトゥーステッカー体験ブース、オリジナルキーチェーンを作れるブースが並び、多くの人がこれを楽しんでいた模様。実に夏祭りらしい光景に心が躍る。特に、各ブースでTHE BUSKERならではのオリジナルアイテム(ヨーヨーやキーチェーン)が展開されていたのは、イベントのスペシャル感をより感じられるポイントだった。
この日、レポーターとして出演してくれたのはクリエイターのとみい。THE BUSKERハイボールを片手に体験型ブースをのぞいたり、イベント全体を回りながらレポートをしてくれていた。
ようやく日が暮れた頃合いにバスキングステージに登場したのはパフォーマーの時雨。「今は拍手するところですよ!」とMCでフロアを沸かせながらジャグリングのパフォーマンスや大道芸を展開し、いよいよ盛り上がってきた夏祭りをより一層盛り上げていた。
時雨さんの呼び込みでステージに参加する人もいて、イベント全体感もバッチリ。笑顔に溢れた空間になっていた。その後、ステージではアコースティックギターを自由に弾ける時間が設けられたりと、これから始まるクリープハイプのライブへ向け、会場の高揚感が高まっていくのがヒシヒシと感じられた。
19時30分を回った頃に、この日のメインイベントでもあるクリープハイプのアコースティックライブが開始。メンバーが登場すると会場全体から拍手喝采! その様子をゆっくりと眺めるクリープハイプの面々。尾崎世界観が、クリープハイプ活動開始時期の状況から現状に至るまでのことを簡潔に話し、「どうやって自分たちがここまできたのかを噛みしめながらライブをしたいと思います。よろしくお願いします」という言葉から「ナイトオンザプラネット」のイントロに繋がり拍手。ライブがスタートした。
1曲目が終了した後、「THE BUSKERはフルーティで飲みやすいよね」といった話をメンバー同士でするクリープハイプ。距離感の近いMCにフロアからは笑い声も。ほどよい緊張感とアットホームな空気が流れていた。最後の曲は「天の声」。アコギとピアノの旋律が美しく、そこに尾崎世界観の歌が絡み合い、アコースティックライブならではの心地よい演奏が届けられた。暑い夏祭りの中で、その演奏を聴いていると溶けてしまいそうになるほどにロマンチックな空間だった。
ライブ終了後も、お客さんは思いのままにチルタイムを楽しみ、THE BUSKERハイボールを片手に各々、下北沢の街へ飲み込まれていった。
音楽に美味しいウイスキーに楽しいイベント。『THE BUSKER ORIGINS』、最高の大人の夏祭りだったのではないだろうか。まだTHE BUSKERを飲んだことがない人は手にとってほしい。個人的におすすめの飲み方はハイボール。スッキリした飲み心地で何杯でもいけちゃうので試してほしい。飲み過ぎ注意だけども。
INFORMATION
開催日:2025年8月8日
開催場所:下北沢 空き地
出演:クリープハイプ