CULTURE 2024.11.06

【Photo Report】IDENTITY 北アルプスの森の麓でエネルギーチャージ

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

気持ちの良い秋晴れが広がった10月の3連休の初日、体験型フェスIDENTITYが初開催を迎えた。北アルプスの森の麓に位置する長野県大町市山の子村にて、ゆったりとした時間の流れに身を委ね、“五感のすべてを使って”全力で楽しんだこの日の思い出を写真とともに振り返る。

「子供からお年寄りまで、体験を通じて楽しい時間を共有する」をテーマに、“脳外科医監修”というまったく新しいアプローチのもと誕生したIDENTITY。手付かずの大自然が広がる長野県大町市で生まれ育った主催者チームの地元への想いが形となった同イベントには、まさに老若男女問わず、様々な人々が集い、アットホームで心地よい空間が広がっていた。ちなみに同イベントを監修した脳外科医の鈴木遼も、ここ長野県大町市出身。

イベントのアートディレクションを担当したぱくちーひとみによるキュートなモニュメントが、
山道を登ってきた人々を出迎える。

朝の穏やかな日差しの中、インストラクターにモデルのSAKURAを迎えたヨガがスタート。自身の呼吸と身体に意識を向け、静かなひと時を堪能する。

世界にひとつのオリジナル香水の調合や、廃材を組み合わせて作る時計、生地からこねるオリジナルピザなど。多種多様なワークショップが楽しめるのもIDENTITYの特徴のひとつ。

編集部もはぎれを再利用したポプリの制作を体験。布選びからポプリの調合、わた詰などすべて自分好みで作ったクマ(かな?)がこちら!この日から毎日カバンの中で癒しの香りを放ってくれています。

Photo by EYESCREAM編集部

会場に遊びにきていた、IDENTITYのイベントロゴデザインを手がけた大柴裕介とSTRUGGLE FOR PRIDEの今里(Vo)は、1000年以上の歴史を誇る染色法のひとつ「柿渋染」のワークショップに参加。柿から抽出された染料に、オリジナルバンダナを浸して乾かすだけ。出来が上がりが楽しみ。

その他にも、地元の有識者の指導のもと行われるきのこ狩り体験や、国産の檜で作られたプライベートサウナと森林浴、全国各地から集った美味しいフェス飯などなど。IDENTITYが用意した最高のおもてなしに、参加者たちの笑顔が広がる。

午後からは、お待ちかねのSIRUPによるライブがスタート。かねてよりイベント主催チームと親交のあるSIRUP自身も山の子村の大自然に魅了されたひとり。

SIRUP
Shin Sakiura

この空間で、この距離感でSIRUPの音楽を浴びることができる至福のひとときに、酔いしれる。

自然が織りなす美しい景色と澄んだ空気、美味しいお酒とご飯、そしてグルーヴィーで心地よい音楽。充実した1日を過ごしたことで、心も身体もなんだかすっかり軽くなり、ポジティブなエネルギーに満たされながら、夕暮れとともに山の子村を後に。あ〜楽しかったな。

INFORMATION

IDENTITY

at 長野県大町市山の子村公式
Instagram::https://www.instagram.com/identity

LIVE:SIRUP
YOGA:SAKURA
空間ディレクター:パクチーひとみ
Main Graphic:大柴裕介

WORKSHOP:
THE FLWRS® / 紅茶王子 / Sauna Stand KOKAGE
Manhattan Records® / 柿渋職人 水谷真也 / Beddo
多肉植物ねねの庭 / Loop one wood factory
ヴァンヴェール平出&大崎組 / KAE / ピラティスAisa
Natural for… / YAMACHI ALPS / キノコ狩り(ラーメン矢)

SHOP:
Daps / 北アルプスブルワリー / mesimase / Christopia
love yourself.shop by ぱくちーひとみ / ゆいる商店

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