ART 2020.03.16

KAWSの代表作COMPANIONがバーチャルアートに

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

KAWSがバーチャル空間でアートを楽しめるアートプラットフォームを制作するAcute Artとタッグを組んだAR彫刻作品を発表した。

「EXPANDED HOLIDAY」と題された本作は、同アプリを用いてKAWSの代表的作品COMPANIONを実在する風景に配し撮影できるというものだ。

こちらは、有料版2種類と無料版の3タイプが提供され、無料サービスは3月26日までの間、12カ所のランドマークにてヴァーチャルのパブリックアートとして展示されるとのこと。日本では、渋谷のスクランブル交差点が対象となっているので、ぜひ体験いただきたい。

ARでアートが達成できることと、オーディエンスが経験できることのクオリティの高さを知ったとき、ARの持つポジティブな側面に惹かれました。私はこれまでもオブジェクトを作成し、それを公共スペースで展示してきました。今回のプロジェクトでは、今までやってきたことを全くの新しい分野で拡大していくことができます。場所と規模の可能性は無限であり、この新しいメディアでの展開を楽しみにしています。
ーKAWS

INFORMATION

EXPANDED HOLIDAY

・COMPANION(EXPANDED) 無料版
期間:〜2020年3月26日(木)
指定場所:
-ドーハ(MIA パーク ー イスラム美術館)
– 香港(香港観覧車)
– ロンドン(ミレニアム・ブリッジ)
– メルボルン(ビクトリア国立美術館)
– ニューヨーク(ブルックリン美術館)
– ニューヨーク(タイムズスクエアー)
– パリ(ルーブル・ピラミッド)
– サンパウロ(イビラプエラ公園)
– ソウル(東大門デザインプラザ)
– 台北(国立中正紀念堂)
– タンザニア(セレンゲティ国立公園)
– 東京(渋谷スクランブル交差点)

・AT THIS TIME (EXPANDED) 有料版
45cmの3種類のARのコンパニオンを有料で楽しめるサービス。期間限定で彫刻を使用することができ、期間内にアプリ内のカメラを使って好きな場所にコンパニオンを配置し、様々な角度から静止画と動画を撮影可能。撮影した画像や動画は携帯のカメラロールに保される。4種類のメニューから選ぶことができ、1体7日間レンタルで860円、3体1週間レンタルで3,800円。

・COMPANION (EXPANDED) EDITION OF 25 世界25個の特別限定エディション
25体の1.8mのARコンパニオンの中から、1体を永久に所有することができる権利。いつでもどこでも無制限にアプリ上のカメラを使って、好きな場所にコンパニオンを配置し撮影が可能。オーナーは自身の所有する彫刻を非公開にすることも、他のアプリのユーザー用に自身の彫刻を一般公開することもできます。25 個の限定エディションはAcute Art のウェブサイトで10,000USドル(約1,114,000円)で発売。また、本エディションはAcute Artを通して転売することができ、転売価格は販売者が決めることができる。販売が成立した場合は30%の手数料が販売価格から差し引かれ、販売者と購入者の両者がそれぞれ半額ずつ負担。

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