2009年に設立されたカリフォルニア発のソックスブランド「STANCE」。
個性的なインラインのアイテムを始め、様々なコラボレーションなどオリジナリティ溢れるソックスを多く手がけ、ここ日本でも頻繁に目にするようになった注目株。同ブランドは、靴下という、ある種、見過ごされてきた分野に命を吹き込み、5年たらずの歳月で、ソックスを最もエキサイティングなアクセサリーの1つに変えてしまった。

芸術性のキャンバス、自己表現のツールとして昇華されたファッションギアとしての「STANCE」ソックスは、個性的であることを恐れない人々に愛されている。そんなブランドの魅力に迫るべく、本企画では、気鋭のミュージシャンがSTANCEの新作からセレクトしたお気に入りの一品を着用。Awesome City Clubのマツザカタクミ(Ba./Cho./Rap.)とPORIN（Vo./Syn.）による、STANCEの着こなしをインタビューと合わせてお届けする。

「STANCEなら、Tシャツのように今の自分の気持ちやアイデンティティを表現できる。」

INTERVIEW for MATSUZAKA & PORIN（Awesome City Club）

ー今回お二人には、それぞれ2足をピックアップしてもらいましたが、履いてみた感想はどうでしたか？

マツザカ：靴下が好きでよくいろんな物を買うんですけど、自分が普段履いてるスケーターソックスよりも足にフィットする感じがしました。分厚いけど蒸れない爽快感があって、ガシガシ履いて遊びに行けるなと。STANCEは、派手な柄とかコラボものなんかもすごく好み。Tシャツを着ることで、”今の自分はこういう感じの気分”ってアイデンティティ出すっていうのは、よくやるんですけどスタンスなら靴下でもそれができるっていうのが魅力ですよね。

BOYD 3
¥1,600

AMETHYST
¥1,800

PORIN：私は、普段あんまり派手な靴下って履かないので気分が上がりましたね。丈の長さがちょうどよくてスカートにも合いそう。アメリカ人はよく足を組むから、その時に目立つくるぶしの内側にロゴが配置されてるって話を聞いて、すごく粋だなって思いました。自分だと、どうしても落ち着いたアイテムを選びがちなので、プレゼントでこういう派手なソックスもらうと嬉しいんですよね。ギフトとしてもすごくいいなと思いました。

BULLS EYE
¥2,200

Love Letters
¥2,500

ーファッション観について聞きたいのですが、どんな服装が自分らしいと思いますか？

マツザカ：背伸びしてない感じ。キメキメより抜け感がある方が好きですね。さっきのTシャツの話もそうですけど、そこに着てる意味みたいなことを見いだせると、よく履いたり着たりするようになります。

PORIN：私も同じで、息苦しくない物が好きですね。お洒落なアイテムでも、堅苦しいのは嫌で、動きやすさを重視します。無理してない感じっていうんですかね。そういう方が自分らしいかなって。あとは、上品さがあるといいなと思っていて、靴下でもそれを表現できるといいですよね。

ー今年もAwesome City Clubの活躍をたくさん見ることができました。2017年を振り返ってみて、どんな一年でしたか？

PORIN：バンド的には自分たちに合うものが分かってきた年でした。自分たちは好きな物が多いので、いろんな方向に行きがちだったんですけど、今やってるツアーでフィットする物が見つけ出せた気がします。

マツザカ：出会いが多い年だったんで、外に出て行くことが多くて、音楽以外の業種の人たちからもたくさん刺激をもらえました。だから来年は、それを新しい仲間と一緒に音楽にフィードバックしたり、音楽に限らずいろんな表現ができたらなって思っています。