MUSIC 2026.07.09

Interview: “社会のはみ出し者”が映し出す、シンガー・Archeの現在地

Text_Shiho Watanabe,Photography_Hiroki Asano
EYESCREAM編集部

Hip Hop Soul やNeo Soul をベースとしたボーカルスタイルに、日本語特有の曖昧な表現で人間の心を深く掘り下げた歌詞がユニークな音楽性を生み出しているR&BシンガーソングライターArche。

前作の1stアルバム『sublimated』以来、約1年ぶりとなるメジャー・デビューフルアルバム。「THE BLACK SHEEP OF THE FAMILY」をリリース。彼女自身のバックグラウンドや、作品に込めた思いについて話を聞いた。

ー印象的なタイトルですよね。どんなストーリーを歌っているんだろう?と引き込まれました。

『THE BLACK SHEEP OF THE FAMILY』って、“社会のはみ出しもの”みたいな意味なんですけど、自分はちっちゃい頃から生きづらさというか、自分の普通が他の人にとっての普通じゃないと感じることが多かったんです。
でも、それが音楽を作る原動力にもなっている。1stアルバムは、“昇華”っていう意味で『sublimated』とつけたんです。“生きづらさ”を”昇華“しているという意味にもなって、前作とも繋がってるなということで、このタイトルにしました。

ー何歳頃から生きづらさを感じていたのでしょうか。小さかった頃の印象的だった出来事など、覚えていますか?

そもそも、あまり家で家族と過ごす時間が居心地が良くなくて。
隣におばあちゃんとおじいちゃんが住んでいて、私はすごくおばあちゃん子でしたね。
よく妹と一緒におばあちゃん家に行っていました。で、小さい頃はそんな自分の家が普通だと思っていたんです。

でも、成長していくにつれて友達の話を色々聞いていくと、結構そういう人の方が少なくて。なんか普通に、家族みんな仲がいい、みたいな。それで「あ、なんか違うのかな?」って。学校生活や恋愛を経験して、社会に出て人と話せば話すほど「自分って変わってるのかな」と思うようになったんです。

ーどんな子供でしたか?

おばあちゃんが言うには、ちっちゃい時は人見知りもせずに、知らない人がご飯を食べているところに入っていくみたいな子供だったらしいんですけど、今はもう正反対ですね。
でも、感受性は今も昔もすごく強かったなって覚えています。ちょっとしたことで夜、眠れなくなったりとか、強迫観念みたいにずっと手を洗い続けていたりとか。良くも悪くも、感受性が強かったと思います。

ー歌を始めたのは、友達が受けたオーディションがきっかけだと伺いました。「自分には歌がある」と意識し始めたのはいつ頃でしたか?

そもそも、その友達と仲良くしていた時は、結構やさぐれていた時だったんです。
一緒に学校にも行かず、行ってもすぐに早退して、みたいな。で、その友達が歌手になりたいと言っていたんですけど、その時の私は別にやりたいこととかも何もなくて。中二病じゃないですけど「何のために生きてんだろう」みたいに思っていた。そんな時に友達が受けたオーディションを遊び半分で受けに行ったら、初めて自分が認められたと感じたんです。
そういうものが自分の中にあるって全く思っていなかったので。なので、それが結構衝撃でしたね。「こういうものがあったんだ!」みたいな。

ーもともと歌が好きだった、みたいなバックグラウンドも特にない?

もう、全然音楽とは無縁でしたね。カラオケも本当に1、2回しか行ったことなかったし、歌うのも普通に流行りのJ-POPで。趣味としてストリートダンスはやってましたけど、それくらいでしたね。

ーオーディションをきっかけに、一気に音楽にハマっていった?

最初は「人に認められた」ことが嬉しくて、それが大きかったんですけど、自分が聴く方にもハマっていったんですよね。オーディションを受けるきっかけになった人に「ゴスペルをやるから、これを観てみて」って映画『天使にラブソングを2』を観たんです。そこで、ローリン・ヒルにハマって。

ーめちゃめちゃ分かります。ローリン演じるリタは高校生で、歌唱力も半端ないしラップもカマすっていう。

はい。ローリン・ヒルが衝撃的すぎて、あの存在は私にとってすごく新しいものでしたね。
ローリンがカッコ良すぎて、自分で曲をカバーするとかは逆にできなかったです。でも、「ああいう存在になりたい」っていうのはどこかで思っていたかもしれません。

ーそこからArcheとして歌うようになるまで、結構時間は掛かりました?

そうですね。
今とは違う名前で歌っていたときもありましたし、音楽を辞めようとしていた時期もありました。
Archeになるまでは結構時間がありました。

ーそれでも音楽から離れることはなかった?

最初に音楽をやり始めた頃は、ただ「歌手になりたい」って思っていたんですけど、やっていくうちにこう、「自分が普通でいられるところって、ここしかないんだな」って思うようになって。自分が否定されないのはここだけだ、って。だから、やりたくて続けていたというよりも、気が付いたらなんかやってた、みたいな感覚に近いのかもしれないです。

ー今のスタイルは独特ですよね。ラップも交えながら、ブルージーに歌うスタイルが印象的だなと感じます。ここに至るまでも、試行錯誤はありましたか?

すごくありました。それこそ、ギター女子みたいな感じで弾き語りライブした時もありました。
なんですけど、もともとそこがルーツってわけでもなかったし、そのスタイルで何年かライブもやったんですけど、やっぱり元に戻ったっていうか。もともとずっと好きで聴いていたのはR&Bやヒップホップだったし、本当の理想の形でやり出したのは、Archeになってからです。

ー今回のアルバムを聴いて、どんな風にフロウやリリックを考えて、メロディやコーラスを入れて制作しているんだろう?ってすごく気になったんです。

もともと、自分個人でやってた時はタイプビートを使ってリリースしていたんです。
そのやり方が結構続いていたんですけど、サウンドプロデューサーのSPENSRと出会ってからは、自分が楽曲のカケラみたいなものを作って、それをSPENSRに投げて、そこからアレンジしてもらうというスタイル。
そこからフルコーラスを作ってみて、完成に至るみたいな感じですね。
自分は割とメロを優先しちゃうタイプで、ラッパーの制作に近いのかもしれないですけど、最初に適当な英語混じりでメロを作って、そこに英語の語感や韻を残したまま、日本語の歌詞をくっつけてパズルをはめるように進めていくんです。

ーSPENSRさんは生楽器を使いながら制作しているからか、サウンドがダイナミックでいいなと思いながら聴いていました。

SPENSRも、一緒にやっていくうちに私の趣味を結構スムーズに分かってくれるようになって。こちらからイメージも細かく伝えて、すごく面倒臭い注文も多いと思うんですけど、そこに応えてくれるんですよね。

ーArcheさんは、もともと積極的にTikTokで制作中の楽曲も公開していましたよね。今もSNSにNITRO MICROPHONE UNDERGROUND「NITRO MICROPHONE UNDERGROUND」とかラキム「It’s Been A Long Time」などをビートジャックしている動画をアップしていて、そのセンスも最高だなと思って。

嬉しいです。
Tinaさんと仲良くさせてもらってるんですけど、Tinaさんから「(NITROの)みんなも喜んでるよ」って教えてもらって、そこからDABOさんとかもインスタで繋がることができて。Tinaさんは、一年位前にいきなりDMをいただいたんです。私の動画がたまたま流れてきたらしく、その感想を送ってくれた。私はもともとTinaさんの「Magic」を自分のライブでカバーさせてもらっていたくらいだったから、最初は「ニセモノかな!?」ってびっくりしたんですけど、ちゃんと本物のTinaさんで。今は友達みたいに接してくれているし、人生相談とかにも乗ってもらっています。

ーArcheさんの曲を聴いていると、Tinaや井出麻里子、Sugar Soulのような90年代後半から活躍した日本の女性R&Bシンガーたちの質感を感じるんです。でも、それをそのまま模倣しているのではなく、今のArcheらしさを加えてアップデートしたサウンドになっている。『THE BLACK SHEEP OF THE FAMILY』も、2000年代のR&BぽさとかGファンクっぽいエッセンス、UKのソウル・ミュージックぽい雰囲気を感じるけれど、”Archeの音“としてのユニークさも感じる。さっきも制作について伺いましたが、特に今回のアルバムは、どんな風にアイデアを形にしていったのでしょうか。

まさに、そういうことはSPENSRとも結構話し合っていますね。
懐かしさも入れつつ、でも真似にはしたくない。そもそも、SPENSR自身はルーツとしてあんまりヒップホップは通っていないと言っていたんです。
だから、私の希望を汲み取るために結構勉強してくれたと思うし、そこはすごくデカいなと思ってます。あの人は私と正反対で、なんていうか、すごく客観的に物事を見れるタイプなんですよね。私は自己中なので。そのおかげで、結構いいバランスに仕上げてくれているんだと思います。

ー楽曲制作中、Archeさんから具体的なレファレンスを伝えることなんかもありましたか?

ありましたね。それこそ、Gファンクっぽいやつとかは。

ー「circle」ですかね。ビートと声がすごくいい感じにハマってるなと思ったんですけど、ラップの乗せ方とか、細かい部分はかなりテクニックが必要そうだなと思いながら聴いていました。

無理しました(笑)
Gファンクをやりたいけど、真似にはしたくないって言ったら、(SPENSRが)すごく新しいものに仕上げてくれましたね。難しかったけど、Gファンクのビートに歌を乗せるって結構面白いなと思って。好き勝手にやった結果、これができたという感じです。

ー逆に、完成までに手こずった楽曲はありますか?

「or (feat. 柊人)」かもしれないです。サビのメロも書き直したりしたので。
やっぱり、他の人と一緒に曲を作るのが初めてだったので、意外と難しかったですね。
柊人さんとの制作は本当に化学反応って感じでした。性格が歌にも出ているなって感じるんですけど、自分は自己中な歌になっちゃう。人と合わせるのが難しいなって思うこともあるので、コラボに対して不安な気持ちもあったんです。でも、すごくまとまったなって感じもあるし、それは柊人さんのおかげでもあります。すごく合っている感じがしました。これからはもっとコラボして色んな人とやってみたいなと思っています。

ー前作のアルバムは、割と身の回りというか恋愛にフォーカスした曲も多かったと思います。一転、今回はもっと俯瞰した視点で社会や人生について表現している歌詞も多いですよね。

1stアルバムの時は、(歌手としての)始まりがTikTokだったこともあって、共感してもらえるかを意識していました。私、自分の中にもう一人のプロデューサーがいるような感覚なんですよ。「ちょっとお前、そこは自分の趣味に寄りすぎだぞ」みたいに言ってくれる人格がある。1stは、結構その人の意見が強かったんですよね。

今は自分の曲を聴いてくれる人も徐々に増えてきたので、恋愛というフィルターを通さずに、色んな分野において思っていることを自分の言葉でもっと言いたいっていう気持ちが強くて。あまり主観に寄りすぎず、自分の個性を出しすぎずに共感してもらうっていうところ…特に言葉のチョイスは意識しました。

ー「do for love」の”何かが足りない、画面の向こうの悲劇は美味しいスパイス”とか「circle」の”思想がないのが この世の中の理想、たかがリポストだけで叩かれる現状、波風一つないのが よっぽど異常”とか、Archeさんが歌詞で言っていることは割とみんなが思っていることなんじゃないかと思うんですよね。

1stアルバムよりも広い範囲で、いろいろ自分の思ってることを言えたんで、そこはとても良かったなと思います。Archeという名前の由来は“archetype”(日本語で“原型”)という、ユング心理学の概念から来ています。

自分はユング心理学に出会うまで、自分の人生を肯定できなかったんです。自分の外側にあるものは変えられないから、自分の人生はどうにもならないと思っていた。「周りにこういう人がいるから」、「自分はこういう環境に生まれ育ったから仕方ないんだ」って思うことが多かった。でも、ユング心理学を知ってからは、自分で自分の人生を選べることに気付いたんです。周りがどう、というよりも、自分の中に答えがある。そうやって考えるほうが生きやすくなった。たとえば「何かあの人、腹が立つな」と思うとき、自分の中にあるコンプレックスや心の闇が原因になっていることが多いんですよね。

じゃあ、「その人を変えようとするより、自分のコンプレックスに向き合う方が早くない?」って思って。デカい話になっちゃうんですけど、そういう人がもっと増えると、戦争とかも無くなるんじゃないかって思うんです。ユング心理学の本を読んでいくと、夢分析とか自分の深層心理やトラウマといったものにフォーカスを当てることが多くて。「そこに全ての原因が隠れている」みたいな。さっきの話にも繋がるんですけど、「他人っていうのは自分の心を投影したものである。今、許せない人は自分が実際に抱えている悩みをその人に投影しているだけだ」とか。「自分の嫌な部分を見ているみたいで、その人に腹が立つ」っていう。他人を責めても、その人を変えることはできない。まずは自分自身が変わることの方が可能性があるんじゃないかと思います。

ーそういう、自分の内面を歌詞にして表現するときにArcheさんが大事にしていることって何ですか?

嘘はつかないというか、自分の弱さに向き合うようにしています。それが一番強い人間だって思うから。
弱い自分を隠すことはしないようにしています。昔はすごくカッコつけてたんですよ。それで強がって敵を作っているような状態で、自分で自分の首を絞めていた。今はラクになったし、息苦しさも無くなりましたね。

ーアルバムを締めくくる「Life」という曲も、ディープさもありながらほろ苦さもある。でも、希望的な前向きさもあって、Archeさんの世界観がとてもうまく反映されていると感じました。

これは若いときの自分自身に向けた歌なんです。
バイトから帰ってるときとかに「ああ、なんだこのぐちゃぐちゃな人生」って思っていた自分に対して、今の自分が言ってあげたかった言葉。
サビの部分の“何系じゃなくてもいい”っていうフレーズは前からできていて、でもあんまり歌詞っぽくないじゃないですか。逆にそれが面白いなと思って、そこから全体の歌詞を拡げていったって感じです。

ー「Life」の後半はラップになりますよね。「circle」もそうですけど、ラップと歌を巧みに混ぜる手法はどうやって?

10代の時に”シンガー・フィーチャリング・ラッパー”みたいな曲をすごく聴いていて、その時は自分がラップをやるとは思っていなかったんですけど、どこかで「一人二役して自分でやりたいな」と思っていたんです。そういう人もあまりいないじゃないですか。
だから、ずっと憧れはあって。歌詞で言うと、ラップの方が自由に書けるなって思ったんです。ラップにしたらかっこいい言葉もいっぱいあるし、歌のパートで言えないことを、ラップの歌詞で補完している部分もあると思います。

ーまさにローリンもその手法を得意としていますよね。アルバムを聴いていると、渋谷という地名が何度か出てきたり、街の様子を冷静に描写しているところが印象的でした。普段、Archeさんはどんな視点で街を見ているんだろう?って。

渋谷って、すごくカオスな街だと思っていて。そこに集まる人の種類もそうだし、時代感も、それこそサイバーパンクみたいな感じもあって、新しさと古さ、懐かしさみたいなものが同時にあるなって。そういうところが、自分の中のカオスな部分と勝手にリンクするなと思っていて、気がついたら(歌詞に)よく出てきました。渋谷はよく行くわけじゃないですけど、歌の舞台にするには面白い場所だな、と。

ー普段、渋谷で夜遊んだりすることもありますか?

いや、もう最近は一切しないですね。昔は夜遊びとかして現実逃避みたいなことをしてましたけど。その時の虚しさみたいなものは「AM4:37」とかに現れていると思います。

ーさっき、音楽を辞めようと思っていた時期もあると仰っていましたよね。今、Archeとして音楽活動を続けていて、遠回りもしたけれどいい手応えを感じる、みたいな時期でしょうか?

そうですね。前はもう、ご飯を食べるのも嫌でカロリーメイトしか口にしない、みたいな時期もあって。
多分、今が一番健康的です。それに、10代や20代の前半の時は調子に乗っていたし、何も知らずに敵対心ばかりで、周りの人のせいにしながら生きていた。
今は、お客さんがライブに来てくれることに対しても本当に心の底からありがたいって思える。多分、昔の自分が今と同じ位置に行っても上手く行っていなかったなと思います。こうして活動しているのが、今の自分で良かったなと思います。前は人前で歌うのもすごく嫌だったんですよ。

ーArcheさんは、SNS上でもキャップを目深に被って素顔は見せないスタイルですよね。ミステリアスな印象を持っているリスナーも多いのではと思います。

もともとは今以上に一切、何も見せていなかったんです。曲を公開する時も、リリック動画みたいにして自分の姿は全く見せずに上げていました。最初は本名でTikTokに曲を上げていたんですけど、その時は普通に顔も出していたんですよね。

でも、そうしたら「顔と声が一致しない」とか「口パクだろ」みたいなDMやコメントが増えて、鬱陶しくなってしまって。それで面倒くさくなって、顔を出すことを辞めたんです。本当は自分の姿を一切出したくなかったんですけど、それだとライブがしづらいっていうことで、今のスタイルになりました。アーティストとして矛盾していると思うんですけど、あまり自分が前に出たいとは思わないんですよ。自分という存在が前に出過ぎると、そっちのイメージの方が強くなっちゃう。そういう意味では、純粋に音楽を聴いてほしいと思うので。

それと、自分には自分の理想像があって、そこに達していない自分が出てくると、もう一人のプロデューサーみたいな自分が「まだ出なくていいんじゃない?」って言ってくるんです。今はまだ自分が成長段階だっていう気持ちもあるし、まだ納得いってない。そういう意味では、自分と作品をイコールにしていないかもしれない。曲としてリリースした時点で、自分だけの個人的な感情だけのものではなくなる、という意識が強いです。

ーこのあとは大阪・東京でのワンマン・ライブも控えています。どんなステージになりそうでしょうか?

1stアルバムの時から、音楽的にも人間的にも成長した自分を見せられたらいいなと思っていますね。昨年の初ライブよりも会場も大きくなっているので、大掛かりなものではないですけど、演出面でもこだわれたらいいなと思っています。

INFORMATION

Arche「THE BLACK SHEEP OF THE FAMILY」

ON SALE

詳細

ワンマンツアー2026 「THE PATH OF THE BLACK SHEEP」

大阪公演
日程:2026年8月1日 (土)
時間:開場 17:00/開演 17:30
会場:大阪・CONPASS
チケット:スタンディング 5000円(税込) ※別途ドリンク代600円

東京公演
日程:2026年8月14日 (金)
時間:開場 18:15/開演 19:00
会場:東京・恵比寿LIQUIDROOM
チケット:スタンディング 5000円(税込) ※別途ドリンク代600円

一般発売:https://w.pia.jp/t/arche-t/(8月5日(水)23:59まで)

Instagram:https://www.instagram.com/arche_214ce/
X:https://x.com/arche_214ce
YouTube:https://www.youtube.com/@arche8294
TikTok:https://www.tiktok.com/@arche_214ce


-->