ART 2026.01.07

立石従寛の新作『The Host』のワーク・イン・プログレス展が開催。来場者から誰にも言えない「秘密」を収集・改変・アーカイブする

EYESCREAM編集部

立石従寛による新作『The Host』のワーク・イン・プログレス展が代々木Gallery 10 [TOH]において1月10日(土)より開催される。

立石従寛はシカゴ生まれの美術家、音楽家。仮想と現実、自然と人工など、相対する境界の分解と合成をテーマに作品を制作。音楽や映画、パフォーミングアーツ、フードプロダクトなど、無領域的に活動している。

本作『The Host』は、作家自身のAIアバターが「ホスト」となり、来場者へのインストラクション(指示)を通じて、誰にも言えない「秘密」と対峙させる実験的なインスタレーション。来場者がシステム(ホスト)に対して吐露した告白は、AIのアルゴリズムによって冷徹に解析され、その「秘密」はブラックボックスの中で不可逆的な変質を遂げ、作家のアーカイブの一部として一方的に「所有」される。来場者は、同意書への署名、都市の徘徊、そして密室での対峙といった一連のプロセスを通じ、現代社会における「個」の輪郭が曖昧になる瞬間を目撃することになる。

タイトルの「The Host」は、「客をもてなす主人」を意味し、同時に「ネットワークの主体となるコンピュータ」「ホストクラブでの接客役」「ウィルスが寄生する宿主」をも意味する。インターネットの深淵にあるサーバーのように、あるいは何者かが憑依する空っぽの器のように、作家のアバターは会場で静かに来場者の訪れを待ち受ける。

INFORMATION

The Host(ザ・ホスト)|ワーク・イン・プログレス展

会期:2026年1月10日(土) – 2月14日(土)
会場:代々木Gallery 10 [TOH](東京都渋谷区千駄ケ谷5-20-11 1B)
開廊:金・土 16:00 – 20:00 ※30分入替予約制、入場無料
予約・詳細:https://shorturl.at/2vB30
作家:立石従寛
主催:立石従寛、Gallery 10 [TOH]

※本作品はインストラクション(指示)形式のアート作品です
※約30分ほど鑑賞に時間をいただきます
※受付は隣接ビル内「Broadway Diner」にお越しください
※遅れて来場した場合、鑑賞ができない場合もあります。時間通りにお越しください
※本作は日本語でのみ、インストラクション(指示)が出されます

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