CULTURE 2018.07.28

Licaxxx × 荒田洸(WONK)「注文の多い晩餐会」vol. 0
〜連載どうしようの巻〜

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

DJとして活動しているLicaxxx(リカックス)と、エクスペリメンタル・ソウルバンドWONKのリーダーでありドラムの荒田洸(アラタ ヒカル)。二人の共通点は、音楽活動はもちろんのこと、その周辺を取り巻くさまざまなカルチャーにまつわる活動もしていることだ。大学の先輩と後輩の間柄でもあるこの二人が、ふと何かが降りてきたかのように同時に自らがインタビュアーとなっていろいろな人に会いに行く、という連載企画をやりたいと言い出した。偶然にも新たな連載企画を思案していたEYESCREAM編集部はふと思いついた、「この二人に同じ連載をやらせるか!」と。

果たして、そんなざっくりとした思いつきだけで二人の企画は成立させられるのか? 連載テーマや二人の役割はどうするのか? 今回はまず、この連載ができるまでの物語を記念すべき第0回目として、お届けしよう…。

Licaxxxと荒田洸の出会いをおさらい

Licaxxx:私が初めて出会ったと“思った”のは私が編集長を務めるWEBメディア「シグマファット」でWONKをインタビューした時。『Sphere』をリリースしたタイミングだった。

荒田洸:いや、実は大学生時代にリカさんが教授のアシスタントをしていた授業を受けていたという…。だから僕は会ってた(笑)。なんか教えてくれる人いるな〜、くらいの認識だったけど。

Licaxxx:なので、ちゃんと仲良くなったのはそのインタビューのとき。それ以降、現場でも一緒になったり、WONKのライブを見に行ったり、お互いの出演しているラジオ番組に呼んだり、よく飲んだり、プライベートでもよく遊ぶ後輩です。

EYESCREAMでインタビュー連載をしたいと思ったきっかけ

Licaxxx:私がインタビューをやっているのは、初めましての人にちゃんと突っ込んだ質問ができるのが楽しくてやってる。自分の媒体では呼べない人の話も聞いてみたいと思ったから、EYESCREAMでやりたいなと。ヒカルはなんでインタビューしたいと思ったの?

荒田洸:僕、インタビューするのうまいと思うんですよね〜。

Licaxxx:うわあ〜、大きくでたな(笑)。

荒田洸:色んな人に聞きたいことがたくさんあるんですよ。でもなかなか自分からは会えなかったりするから、EYESCREAMの力を借りてインタビューをしてみたいなと。リカさんはゲストにどんなことを聞きたいんですか?

Licaxxx:普段はメディアに掲載されていないようなことや、ライターさんとかではあまり質問できなかったりするようなこと。例えば、音楽の人なら、リリースにまつわるインタビューでアルバムの話を頭から順番に聞かれて終わり、とかが多い気がする。それだと作った背景が見えないじゃん。この曲はこういう順番で作りました、歌詞はどうやって考えました、っていうので終わっちゃうと、それを作ったときの精神性とか、思想とかが見えないし、私はそういうバックグラウンドとか深いところに興味がある。

荒田洸:僕も聞きたいこと、似てるかもしれない。リアルなその人となりが知りたいな、純粋に。インタビューってだいたいが表層的になりがちな気がする…(笑)。もっとリアルな、普段の素の感じが引き出せればなと。皆さんそれぞれのイメージブランディングとかあるかもしれないけど、そういうのぶっ壊していきたいなあ(笑)。

***

この後、お互いにたくさんの会いたい人、インタビューしてみたい人の候補を出した。Licaxxxは演技以外の才能やカルチャーを表現する若手俳優や、映画監督など、作品のプロモーション以外の話を聞ける機会をつくっていきたいという。一方、荒田洸は大御所のミュージシャンや、サウンドエンジニアといった業界の裏方の候補を多く挙げていた。

<<ココマデの結論①>>

とりあえずどんな人でも、突っ込んだ質問ができる人をインタビューする。会議室とかじゃなくて、飲食店やお酒のめるところがいいよね

―この連載タイトルに「Licaxxx責任編集!」みたいなのをつけても良いかもなと思ったんですよね。

Licaxxx:ええ、ヒカルの分も書くの!? それ大変じゃん。ヒカル書きなよ! 出てる大学一緒だろ!(笑)

荒田洸:僕は文才ないので駄目です(笑)。

―三人で鼎談スタイルとかにします? 連載が隔月の企画なので、リレー方式にすると、すごく間があいちゃうから…。毎回二人とも関わってた方がいいかなと。

Licaxxx:ヒカル担当のときは私がライターとしていって、私が担当のときは私が全部やるみたいな?

荒田洸:それはもったいないから三人で話しましょ、誰が呼んだのかを明記して。やっぱりわいわい感がほしいから三人がいいなあ、今日みたいにこんなに関係者の皆さんに見られてのインタビューは一人だと絶対緊張するし(笑)。

Licaxxx:インタビューするのは得意なんじゃないのかよ!(笑)
でもカメラマンは毎回同じ人がいいな、色が合うかなと。あ、そうなるとやっぱり私が毎回書いたほうが良いのか…。ゲスト候補は私たちで提案するので、お店のアポとかブッキングは編集部の方でお願いしますね。あとヒカルの分もちゃんと編集するから文字起こし要員ください!(笑)

<<ココマデの結論②>>

毎回三人で鼎談、Licaxxxが呼びたい人の回と、荒田洸が呼びたい人の回が交互にくる。編集はLicaxxxが責任を持って担当。それ以外は編集部が担当(笑)

そして最後に、大事なのは連載のタイトル。曲名やタイトルをつけるのが苦手なLicaxxxと荒田洸からはなかなか候補が出てこない…。なのでEYESCREAM編集部のアイデアで、フランスのブラックコメディー映画と宮沢賢治の文学から拝借した「注文の多い晩餐会」に決定! さあ記念すべき第1回目は果たして、ゲストは誰なのか!? いい感じに鼎談ができるのか!? 乞うご期待!

INFORMATION

Licaxxx
DJを軸に、ビートメーカー・エディター・ライター・ラジオパーソナリティーなど音楽にまつわる様々な活動を行う新世代のマルチアーティスト

荒田洸
ジャズ、R&Bやヒップホップの要素を取り入れ“エクスペリメンタル・ソウル・バンド”を標榜するWONKのバンドリーダーであり、ドラムスを担当

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