インナー・シティー・ブルース シーズン2
長谷川町蔵 著
第四話:エレファント・トーク 吉祥寺編

illustration_yunico uchiyama

インナー・シティー・ブルース シーズン2
長谷川町蔵 著
第四話:エレファント・トーク 吉祥寺編

illustration_yunico uchiyama

毎回、東京のある街をテーマに物語が展開する長谷川町蔵の連作短編シリーズ「インナー・シティ・ブルース」。オリンピックイヤーを迎え、待望のシーズン2が新たな登場人物たちを迎えてついにスタート!

【あらすじ】
時は1994年。場所は吉祥寺。春のある日、湊が通う高校へ母から電話がかかってくる。まだスマートフォンのない時代のことだ。当時、幼稚園の年長だった妹の澪が井の頭公園への遠足の帰りに行方不明になったという。湊は仕方なく吉祥寺じゅうを探してまわるが見つからない。途方にくれてたどり着いた駅前で出会ったのは、姉の満だった……。

 これは1994年に空津家に起きた出来事だ。
 ぼくは生まれたばかりで家族の一員ですらなかったし、澪姉ちゃん(七歳上の叔母)は幼稚園の年長だった。だからやむをえず湊兄ちゃん(12歳上の叔父)がハモニカ横丁のビアホールで遠い目をして語った内容だけをもとに書いている。
 
 3月のある日の夕方だった。いつものように学校に居残っていた湊は、友人の小島と校庭でだらだら過ごしていた。やがて訪れる春休みが明けると小6になるが、彼は塾通いとは無縁だった。湊が通う私立金星学園は、何もしなくても高校までエスカレーター進学できたからだ。
 「綺麗なもんだな」
 薄紫色に染まった空を彼が見上げていると、校内放送が響きわたった。
 「空津湊くん、お母さまからお電話です。至急、職員室に来てください」
 校内のあちこちから笑いが湧き上がった。常識はずれな言動で湊は学内でちょっとした有名人だったのだ。
 「また何かやらかしたのか」
 「とりあえず逃げろ〜」
 冷やかす声に対して微笑みを浮かべながら湊は両手をあげて応えると、ゆったりとした足取りで校舎へと入り、職員室のスチール机に置かれたペパーミントグリーンの受話器を取った。
 「もしもし?」
 「やっぱりまだ学校にいたのね。小島くんと野球していたの?」
 彼の母、渚の高く硬い声が受話器から聞こえてきた。
 「サッカー。時代はJリーグだからさ。それにドーハの悲劇を繰り返さないために代表チームは俺の才能を必要とするだろうしね」
 「あなた、スポーツに向いてないと思うわ。せっかく金星に通っているんだから演劇部に入ればいいのに」
 金星学園の演劇部はコンクールの強豪校として知られていた。アスリートとしての才能が皆無なことを思い知った湊はこの後、中学進学とともに演劇部に入部して才能を開花させていくのだけど、それはまた別の話である。
 「部活についてわざわざアドバイスの電話をしてきたわけ?」
 「ちがうの。澪がいなくなっちゃったのよ。あなた、探すのを手伝いなさい」
 「俺、まだ吉祥寺だけど?」
 金星学園は東京23区の西側に隣接した吉祥寺のはずれにあり、澪の通う京南付属幼稚園は都心の渋谷区にあった。
 「今日は幼稚園の遠足で井の頭公園に行ったのよ。そうしたら帰るときになって吉祥寺駅の改札で澪がいなくなっているのに気がついたんだって。保母の馬場先生が電話してきたの」
 「小樽さんに頼めばいいだろ。あの人なんでもやってくれるしさ」
 湊は父の海舟が会社でこき使っている若くて優秀な秘書の名を挙げた。
 「会社のことじゃないからダメよ。お父さんだって心配してもうじき帰ってくるんだから。わたしもお父さんと車でそっちに行くからお願い」
 「姉さんは?」
 湊は澪を誰よりも可愛がっている姉の満について尋ねた。
 「それが買い物に行ったまま帰ってこないのよ。このままメモをおいて出かけちゃうわ」
 1993年放映のテレビドラマ『ポケベルが鳴らなくて』で裕木奈江がバッシングを受け、1995年オンエアのポケベルのCMで広末涼子がブレイクしたという歴史が示す通り、1994年はまだポケベル全盛期だった。空津家ではそのポケベルすら世帯主の海舟を除けば誰も持っていなかった。その場にいあわせなければハブられてしまう過酷な時代だったのである。
 「吉祥寺も人が多いから、姉さんは来ないほうがいいかもね。わかった。俺、先に澪を探し始めているから」
 「6時に丸井の前で待ち合わせね」
 湊は受話器を置くと、自分の教室に戻ってロッカーの中からL.L.Beanのリュックを掴み取ると、小島に別れを告げて校門から飛び出した。

 学校名が冠された細い通りを抜けて、T字路を左折すると湊は走るスピードをあげた。色褪せた黒い鳥居をくぐり右奥に進めば、そこはもう井の頭公園だった。
 公園の中央を占める井の頭池は静まり返っていた。名物の足漕ぎスワンボートをレンタルできる時間はすでに終わっていたので、昼間の間カップルを乗せていた白鳥たちは水上でぐったりと休んでいるように見える。
 この井の頭池のボートに初めてのデートで乗ると、そのカップルは必ず破局するという都市伝説を知っているだろうか? お堂に祀られている弁天様が嫉妬するからという説があるけど、ぼくに言わせれば理由はもっと科学的なものだ。
 初デートの場所に、特筆すべきものが何もない井の頭公園を選んでしまうようなボンヤリしたカップルが、ボートの上で会話を弾ませられるわけがない。それなのに相性が良くないと早合点してしまうってわけ。どうしても吉祥寺で初デートしたいのなら話さなくて済む場所がいい。ちょっと前ならバウスシアター、今ならアップリンクで小洒落た映画でも観るのがオススメだ。
 話を戻そう。がらんとした井の頭池とは対照的に、その周りを取り巻く遊歩道は賑やかだった。桜はまだ3分咲きだったけど、座り込んで酒盛りをしている集団が方々に見える。あたりにはスーパードライの金属的な匂いがほんのり立ち込めていた。
 季節を撹乱するかのように、松任谷由実「真夏の夜の夢」やtrf「寒い夜だから…」の素人っぽいカバーが聴こえてくる。花見客がラジカセから短冊CDのカラオケ・バージョンを流して、それに合わせて歌っているのだろう。
 湊はそんな雑音の中に、澪の名を呼ぶ悲痛な声が混ざっていることに気がついた。声は向こう岸から聞こえてくる。池にかかった橋を渡ると、必死に声を張り上げているメガネをかけた中年女性がいた。
 「えーと、馬場先生ですか?」
 「澪ちゃんのお兄さんね。ああ、本当にごめんなさい」
 馬場先生は憔悴しきっていて、気の毒に見えた。
 「今日、お昼過ぎにそこの屋外ステージの座席でお弁当を食べてから、通りの向こう側にある動物園に行ったんです。出口でもいったん全員いるのを確かめているの。なのに吉祥寺駅の改札でもう一回確認したら澪ちゃんがいなくなっていて。だからこのへんにいる可能性が高いんです」
 「じゃあ俺は公園と駅のあいだあたりを探してみます」
 湊は公園の出入り口から駅へと伸びるインターロッキングの通りに出ると、学校からの帰り道に立ち寄る店を片っ端から覗き始めた。
 店主のマシンガントークがトレードマークのインポート・ブティック「ジャダ」、ネルシャツやジーンズの品揃えがハンパない「サンタモニカ吉祥寺」、井の頭通りに面した路面店でありながら中古レコードが驚くほど安い「ジョージ」。中央線の高架の反対側、吉祥寺PARCOにある「パルコブックセンター」。
 こうした商店街の店が徐々に湊の人格に影響を及ぼし、その後の人生を決定づけてしまうことを彼はまだ知らない。

 それにしても人口が14万人しかいない武蔵野市の盛り場に過ぎないのに、吉祥寺の文化資本の高さには驚かされる。でも最近知り合った会社の本社総務の囲間さん(すごい美人なんだけど、ものすごく変わっている。彼女についてはいつか書いてみたい)によると、これには理由があるらしい。
 実は井の頭池は、かぐや姫のヒット曲でおなじみ、神田川の源泉である。この池で湧き上がった水は川となり、井の頭通りに沿って流れていき、明大前付近で北上し、中野近辺を通過すると下落合で今度は流れを東側に変える。そこから神田川が隅田川に合流するまでに通過するポイントに注目してほしい。演劇人を輩出した早稲田、ミュージシャンが集う御茶ノ水、プロレスのメッカ後楽園、そしてアニオタにとってのエルサレム秋葉原。
 つまり神田川は東京におけるサブカル各分野の聖地を巡礼するかのように流れているのだ。囲間さんに言わせると、こうした文化の源泉が井の頭池だからこそ、吉祥寺はサブカルチャーが盛んなのだそうだ。

 話がまた脱線した。本筋に戻そう。
 リサ・ローブの「ステイ」が流れるタワーレコード吉祥寺店の中で、湊は自分がこれまで立ち寄った場所は、自分の行きつけに過ぎないことにようやく気がついた。
 反省した彼は、駅北口にある「ドゥファミリー」の中を覗いてみたが、同級生の女子たちと出くわしただけだった。そこもまた彼のガールフレンドたちがいそうな場所に過ぎなかったのだ。
 「幼稚園の年長が行きそうな場所なんか分かんないよ」
 途方に暮れた湊は、駅ビルの「ロンロン」内を徘徊してみたものの、夕方の買い物でごった返す店内の勢いに圧倒されてすぐに音を上げた。諦めて一旦公園に戻ろうかと逡巡していると、中央線の改札から見慣れた人物が出てくるのが見えた。満だった。湊は手を振りながら歩み寄った。
 「姉さん、電車なんかに乗って大丈夫?」
 「バカにしてんの? 電車くらい乗れるわよ。しかも今日なんか文明の利器イオカードを使って来たんだから」
 「違うって。帰りのラッシュアワーが始まっているのに電車なんか乗って頭痛がひどくなってないかって訊いているんだよ」
 満は人混みに居続けると酷い頭痛がするらしく、京南大学首席の学歴と、第一機械工業の創業家一族というコネを持ちながら、昨春に大学を卒業して以降は家で家事手伝いの真似事をしていた。
 「澪が心配で頭痛どころじゃないわよ。それに電車の方が車より早いに決まってるんだし。父さんたち、わたしより先に出たのにまだ着いてないんでしょ」
 冷静を装う満だが、家に残されたメモを確認してすぐに千駄ヶ谷駅へと走り、総武線に飛び乗ったのは明らかだった。丸襟の白いシャツの上にベージュのカーディガン、グレーのロングスカートという格好は普通といえる。でも足元はサンダル履きのまま。手に下げた籐籠からは近所のスーパーで買った大根の葉っぱが姿を覗かせていた。
 湊は満にこれまでの経緯を説明した。満の表情が曇った。
 「カチャーのところかも」
 満はそう呟くと、吉祥寺駅の公園口から右にむかって歩きだした。湊は慌ててあとをついていった。彼女は交差点で左に曲がると吉祥寺通りを南下して5分ほど歩くと立ち止まった。

 「ここって……」
 そこは動物園の入り口だった。すでに閉園時間を過ぎていたため、一帯を埋め尽くしていた無数のベビーカーは跡形もなくなっている。
 「先生がそれだけ探して見つからないってことは、澪はもう一回動物園に入っちゃったんだと思う。時間が惜しいからわたしたちも勝手に入っちゃおう」
 そう言うと、満はコンクリート製のフラワーボックスに飛び乗ると、柵に手を伸ばしてスルスルとよじ登って園内に入ってしまった。湊が呆気にとられていると、入り口の引き戸が静かに開き、向こう側から満が手招きをしてきた。
 飼育員たちはバックヤードで夕食の準備中なのだろう。夜の闇が深くなってきた園内に人の姿は見えなかった。満と湊はほんの一瞬、無人の動物園を満喫した。ペンギンやヤギ、カモシカの檻を通り過ぎて、湊が宙を舞うムササビに目を奪われたとき、満が声をあげた。
 「やっぱり」
 澪が、石畳のうえにぽつんと立っているのが見えた。
 「澪」
 満が呼びかけると、澪がこちらを振り向いた。
 「あ、お姉ちゃん! わたしね、このおばさんとお話ししたくて」
 満はさっきまで澪が見つめていた方向を指差した。
 「もしかしてその人、片方の肩が出た赤いドレスを着ている?」
 「うん」
 「頭に金色の飾りを付けているのが見える?」
 「見える」
 湊は、ふたりが何を言っているのか分からなかった。なぜなら満の指が差している先には巨大なゾウしかいなかったのだから。満はゾウに呼びかけた。
 「カチャー、ひさしぶり。わたし。満だよ。あなた、また悪い癖が出てるよ。今すぐ止めて」
 満の姿に気がついたゾウは鼻を鳴らし始めた。
 「娘? 違うって。この子は妹」
 ゾウは静まった。すると澪が驚きの声をあげた。
 「あれ……ゾウさんになっちゃった!」
 「ゾウはゾウだろ!」
 そう言う湊を置き去りにして満は澪に歩みよって話しかけた。
 「こっちが本当の姿なの。このゾウさんは日本では「はな子」って呼ばれているけど、本当の名前はカチャー。1947年生まれだから、うちのお母さんと同い年だね。生まれた場所はタイ王室直属の牧場で、由緒正しい血統だったみたい。でも2歳のときに日本に来ることになった」
 「なんで?」
 「日本はアメリカとの戦争中にゾウが一匹もいなくなっちゃったの。だけど戦争に負けたあと「また欲しい」って言ったら、可哀想に思ったタイの王様がプレゼントしてくれたのよ。日本にとっては久しぶりのゾウだったから、東京に来たときは駅で5万人も出迎えがあったんだって。最初は上野動物園でインドから来たゾウと2匹で暮らしていたけど、7歳のときにこっちに移ってきた」
 「それからずっとひとりきり?」
 「そうだね。それが良くなかった。本当はゾウって群れで暮らさないといけないのに小さい頃に引き離されちゃったわけだから。目にするのは人間だけでしょう? だから自分をタイのお姫様かなんかのように思い込んでいるんだよね。そういう自己認識がオーラになって、たまに人間の形として現れることがあるの」
 満の説明に澪はふんふんと頷いていたが、湊は混乱するばかりだ。
 「何言っているか、さっぱりわかんないんだけど!」
 そう言いながら、彼にも納得がいくところもあった。東京に動物園は幾つもあるけど、これほど人から話しかけられているゾウは「はな子」くらいだ。あの人たちも「はな子」の人間の形をしたオーラに惑わされていたのかもしれない。
 「お姉ちゃんはいつからカチャーさんとお友だちなの?」
 「ちょうどあなたの歳の頃かな。お母さんにここに連れてこられて『どんな風に見える?』って訊かれた。あの人にもそう見えていたんだね。だからこれは遺伝なのよ」
 「じゃあお母さんもそう見えるんだね?」
 満はしまったという顔をした。
 「あ、今のお母さんとは違う人。その前に別のお母さんがいたんだよね……」
 この話題にこれ以上触れるとヤバいと察した湊は助け舟を出した。
 「とにかく帰ろうぜ。馬場先生も心配していたしさ」
 「いや!」
 「なんで?」
 「カチャーさんは自分を人間だと思っているんでしょう? だったらこんな所でひとりきりでいるなんて可哀想すぎる。お家に連れ帰って一緒に暮らそうよ」
 「千駄ヶ谷でゾウを飼えるわけないだろ!」
 「ゾウじゃないもん。人間だもん!」
 「バナナやキャベツをバケツで何杯も食べられる人間がいるんなら、こいつも人間かもな!」
 湊と澪が喧嘩していると、それを遮るようにゾウがいななき、短いパッセージで鼻を鳴らしはじめた。驚いたふたりが振り返えると、ゾウを背に満が真面目な表情で言った。
 「カチャーが話しているのはこういうこと。たしかにわたしは自分を人間と思っている。人間だからこそ自分を罰するためにここに囚われているの」
 「まさかゾウ語の通訳?」
 湊のツッコミをスルーして、満はゾウの唸り声に合わせて滑らかな調子で話していく。
 「こどもの頃、わたしは人を殺してしまったの。しかもふたりもね。ひとりめはここに忍び込んできた人だった。そのときは正当防衛だって言われたけど、ふたりめは世話係の人だったのよ。あの頃のわたしは正気じゃなかった。わたしは責められて鎖で繋がれたわ。それから何年かして鎖からは解放されたんだけど、そのときはもう心に決めていたの。心は鎖で繋がれたままでいよう。そしてここで寂しい人の話を聞きながら生きていこうって」
 澪が満に訊いた。
 「ずっと?」
 「そう、ずっと。だから寂しくなったら、またここに来て」
 そう言って満は澪の肩を抱くと「帰ろう。ね」と耳打ちした。こんどは澪も納得してゾウに「バイバイ」と言った。その瞬間、飼育員たちが駆け寄ってきて満たち三人は動物園の外につまみ出された。外に出されるまで満は「ごめんなさい、本当にごめんないさいね」と言いながら笑っていた。

 満がやったことは、いかにも子どもの扱いが上手な大人がやりがちなお芝居。当時の湊はそう考えていた。でも俳優になった今ならわかる。あれは演技なんかじゃなかったと。それに彼は見ていたのだ。去り際に満とゾウが、謎めいたアイ・コンタクトを交わしたことを。
 三人は約束の6時から10分遅れで丸井の前に到着した。海舟と渚の夫妻はほっとした表情を浮かべ、馬場先生は嬉し涙に暮れた。
 その後、空津家は昭和通りのレストラン、シャポー・ルージュで夕食を取った。ロールキャベツをたいらげ、デザートのババロアに手を付ける頃になると澪は今日起きたことをすべて忘れたようだった。
 空津家の自家用車を停めた駐車場へと歩いていく道中、海舟と渚に両手を繋がれた澪から、すこしだけ距離を置いて満と湊は歩いた。
 満がぼそっと言った。
 「来年あたり結婚しようかな」
 「えっ? いま誰とも付き合ってないのに?」
 「急がなきゃね。わたしにはあまり時間がないから。カチャーとちがって」
 満はその7年後の2001年に29歳の若さで世を去った。カチャーこと「はな子」はというと、それから更に15年も生きて2016年に69歳で亡くなった。ゾウとしては大往生らしい。
 井の頭動物園のゾウ舎は取り壊されずに、そのまま記念館になった。今でもたまに塀の向こう側をじっと見つめている人たちがいる。でも彼らの話に耳を傾けてくれたタイのお姫様はもうそこにはいないのだ。


『インナー・シティ・ブルース』発売記念・長谷川町蔵1万字インタビュー:前編
『インナー・シティ・ブルース』発売記念・長谷川町蔵1万字インタビュー:後編

PROFILE

長谷川町蔵

文筆業。最新刊は大和田俊之氏との共著『文化系のためのヒップホップ入門3』。ほかに『サ・ン・ト・ランド サウンドトラックで観る映画』、『あたしたちの未来はきっと』など。

https://machizo3000.blogspot.jp/
Twitter : @machizo3000

『インナー・シティ・ブルース』
Inner City Blues : The Kakoima Sisters

2019年3月28日(木)発売
本体 1,600+税

著者:長谷川町蔵
体裁:四六判 224 ページ 並製
ISBN: 978-4-909087-39-3
発行:スペースシャワーネットワーク


POPULAR