CULTURE 2018.07.06

#06 松無古今色​ by 書道家 万美

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

書道家 万美による連載パンチライン、第6回目。

ここでのパンチラインとは、
禅の教えをキャッチーにした、
禅語とよばれる言葉です。

禅語には、たっくさんのジャンルがあり、
それらをまとめた「禅語集」という本も
書店でちらほら見かけます。
私はこの本を「パンチライン集」と呼んでいます。

毎月、このパンチライン集の中から
書道家 万美がブチ上がった言葉を
フックアップ!

この言葉たちの中に、日々の生活の
「案とヒント」
が隠されているかも?

今月のパンチラインは「松無古今色」。
松、無し、古今色?
古今色とはどんな色でしょうか~

松無古今色

読み方は、
「松に古今の色無し」

松は、季節が移りゆく中でも
いつも変わらない緑を保ち、
古(いにしえ)から現代まで
常に麗しい色をまとっています。

その姿に
「変わらぬものの尊さ」
を教えてもらえる禅語です。

では
「変わらない」
とは、どういうことでしょうか。

私は
「変わらない」
ために
「変わり続ける」
ことが
「変わらないこと」
だと思います。

松は
いつも美しい緑で凛としているけれど、
季節に応じた呼吸をし、
細胞は入れ替わり続け、
その緑を保っています。

私たちも、
どんどん生まれ変わる
環境や気配を感じながら、
その空間を
最大限に楽しめる気持ちが持てるよう
常にアップデートしていき、
日々を進んでいる仲間と共に歩んでいくことが
「変わらないこと」だと思います。

自然のすべては
みんな違って、
十人十色。千差万別。

隣の芝もいい色してるし、
自分の色も、
今も昔も、ナイスカラー!

書道家 万美

パンチライン
#01 和敬清寂​
#02 八風吹不動天辺月​
#03 明珠在掌​
#04 知足​​
#05 平常心

PROFILE

書道家 万美 / Calligrapher MAMI

HIP HOPカルチャーのひとつ、グラフィティを書道と同じ視覚的言語芸術と捉えた“Calligraf2ity”を見出す。
個展やパフォーマンス、作品展示は日本をはじめ、アジア・ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア等でも発表している。

Calligraphy+Graffiti=Calligraf2ity(かりぐらふぃてぃ)とは…
2は、ひぃふぅみぃよぉ〜…と数える日本の文化。そして、書道(Calligraphy)とグラフィティ(Graffiti)の”2″つのカルチャーが融合した、次(2)世代の伝統。という意味を込めての “Calligraf2ity”。

official web : www.66mami66.com
instagram : @66mami66

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